活動内容

　校区内にある昔ながらのキャンプ場をフィールドに夕方６時～８時半まで灯火採集に挑戦しました。白布をはったライトトラップを三箇所と樹液が出る樹を何本も観察ポイントにして夜に活動する昆虫を採集・観察しました。一部参加者はそのままテントで１泊し、他に利用者がいないことを幸いにさらに深夜まで採集に没頭。翌日は側を流れる川でカニや魚を捕まえたり、森を散策したり・・時間を忘れて自然満喫の活動になりました（＾＾）
　hammockはキャッチ＆リリースが基本。でももっとよく知るために、持ち帰って飼うことも大賛成。でも大切に飼うこと、そして離すときは、同じ場所。これが約束です。

参加者のようす

　今回はhammockメンバーのお友達家族も招待して９家族で活動しました。夜の昆虫採集が始めての人もたくさんいて、出会う虫達に大興奮！採集するだけでなく図鑑でしっかり調べるのがhammock流。「この虫、わから～ん」と頭を抱える大人たちを尻目に次々と虫を捕まえてくる子ども達（＾＾）クワガタやカミキリ等の甲虫類をはじめ、この日はセミの羽化ラッシュ！？ヨチヨチと上を目指して樹を登る幼虫にあちこちで遭遇。神秘的な羽化シーンを何度も見ることができました。他にも樹の根元でひっそりと息をひそめていた大きなヤマナメクジを発見する子や、木の枝そっくりのナナフシを見つけ出す家族も。みんなのするどい観察眼に拍手！！

感想・気づいたこと・考えたこと

　子ども達のイキイキした表情を見ていると、この時間を生み出し、共有してくれた参加者の皆さんに感謝の気持ちで一杯です。
昔ながらのキャンプ場で設備も古く、蛍光灯一本のあずま屋と川の水をひいた水道、そして汲み取り式トイレ・・・のみ。最初はもう少し何とかならないのかな？とおもっていたけれど、これだけ生き物との距離が近いのは、この状態であるからこそかも・・と考えを改めました。最初はトイレにドン引き状態のママ達も帰る頃にはちゃんとクリア（＾＾）大人も子どももたくましくなった活動でした。
　整備されすぎていない貴重なキャンプ場。hammockの大切なフィールドになりました。

その他

　次回は涼しくなってからハイキングとネイチャーゲームで自然にたっぷり向き合いたいと思います。自然の中での身のこなしがどんどん上手になっていく子ども達。楽しみが広がっています。