高岡市立中田中学校 科学部 (富山県)
平成29年度 第1回研修会を行いました。講師に中田地区記念物保存会会長の斎藤和夫先生をお迎えして~中田と水~のテーマで、中田地区の水がなぜ豊かできれいなのかや中田と水に関する歴史、動物や自然についてお話ししていただきました。
校内にある郷里の泉(学校ビオトープ)や地域の川についての話なので、生徒は興味深く聞いていました。
ホタルが中田では田んぼの方でなく、町の方にたくさん見られるのには驚いた。でも、農薬が散布されたからだと聞いて納得した。
自分が一番驚いたのは、ヒメボタルについてでした。ヒメボタルの本物を是非見てみたいと思いました。
ゲンジボタルは、普通は用水路に生息するのに、中田では排水路に生息するのが多いと聞いてびっくりしました。しかし、中田では排水路にも湧水が出てくるためだと聞き、納得しました。
仲町四区の清水川は、バイカモが生えておりきれいな川だと思っていた。しかし、数年前まではどぶ川だと聞いて驚いた。地域の方々の努力で、今のようなきれいな川になり、カワセミも見られるようになったと聞き、ぼくたちも中田の自然を守っていかなければならないと思った。
中田地区が、昔栄えていて、水路を使って食料などが運ばれていたり、米の輸送基地として中学校のそばに米倉がたくさんあったりしたことを知ることができました。
中田の水がきれいでおいしいと祖母から聞いていたが、全国から来た人がおいしいと言って帰ったという事実を聞き、中田の水がおいしいことを確信しました。
中田中学校の「郷里(ふるさと)の泉」(学校ビオトープ)は、20年ほど前にいろいろな方々の思いや地域の願いで造られたことが分かりました。名前が当時の中学生にとったア
ンケート結果で多かった「故郷・古里」「ふるさと」を組み合わせて「郷里(ふるさとと読む)」の当て字で解決した発想もすばらしいと思いました。
高岡市立中田中学校 科学部(富山県)
高岡市立中田中学校 科学部(富山県)
高岡市立中田中学校 科学部(富山県)
高岡市立中田中学校 科学部(富山県)