玉一アクアリウム (兵庫県)
瀬田町漁協の吉田さんの漁船に乗せてもらって、琵琶湖から瀬田川にかわるところで、伝統漁法のセタシジミ手かき漁の体験をさせてもらいました。6mの竹ざおのさきに小さなあみをつけて、船からいっきに川底におろして、船のふちを使って、てこの原理で川底のすなと貝をいっしょにかいてとり、船の上でふるいにかけたあと、石や貝がらなどをより分けました。セタシジミのほかにタテボシガイ(イシガイ)やドブガイもとれました。
漁協に帰ってきてから吉田さんは、手の中にシジミをいくつも入れてころがして、その音を聞いて、生きている貝の中から死んでいる貝を見つけ出していました。そのあと事務所で、琵琶湖には400万年の長い歴史があるけど、このたった50年で琵琶湖のかんきょうが、すごくわるくなっているとお話ししてくれました。ぼくたちがくらしている中で空気や食べ物がふつうにあるのは、かんきょうがいいから生き物どうしがつながっているからで、空気や食べ物がなくなってこまらないように、かんきょうを大切に守っていかなかればいけないというお話を、みんなでしんけんに聞きました。
ぼくは、かきあげ漁が初めてだったので、とてもきんちょうしました。船に乗った時、ぐらぐらとゆれたので、びっくりしました。ドブガイ、タテボシガイ、シジミがたくさんとれたので、うれしかったです。また、色々なことにチャレンジしたいと思いました。
報告担当 KK(小4)
※瀬田川の温度と水質:気温3度 ph6.4 総アルカリ度20mg/l 総硬度50mg/l 亜硝酸性窒素0.3mg/l 硝酸性窒素10mg/l
玉一アクアリウム(兵庫県)
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