活動レポート

活動レポート

「カカオの木からチョコレートができるまで」講演会

MIYASHIROエコ☆スターズ (埼玉県)

活動日:

2017年01月29日

実施場所:

宮代町修館食堂

参加メンバー&サポーター数:

11人

活動の分野:

  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

講師はNPO再生可能エネルギー推進協会(REPA)理事で元日本工業大学教授の佐藤茂夫先生です。先生はバイオマスを利用して発電と資源を回収する仕組みを推進されている方で各地で講演活動をされています。今回はインドネシアで体験されたカカオの生産農家との交流やカカオとは何か?どうやって作られているか?などについて講演していただきました。また、カカオマスからチョコレートを作る体験もしました。

参加者のようす

佐藤先生がパワーポイントを使って「カカオはフルーツなんですよ」と話すとメンバーは驚いた様子で、普段見たことのないカカオの木や発酵させている様子を興味深く見入っていました。焙煎されたカカオ豆から取り出したカカオニブを試食して「苦い」と言っていたメンバーも、砂糖とカカオマスを入れて湯せんにかけて作ったチョコレートを食べると、「甘い」だけではなく「酸っぱい」という意見も出てカカオはフルーツなんだと実感していました。

感想・気づいたこと・考えたこと

カカオはインドネシア・コートジボワールなどで採れて、良い味にするには発酵したり、焙煎したり150度くらいの熱風で乾燥させたりとても手間のかかることが分かった。カカオ農園では肥料がヤギのふんなので、まずヤギを飼ってヤギの餌になるモリンガも栽培してうまく回るように(循環)しているのが凄い。解決すべき課題はカカオ農家は自分たちで価格を決められないから暮らしが大変。農家の人はチョコレートを食べたことがない。輸出される。温暖化の影響でよい品質のカカオの実が採れなくなってきた。カカオの樹も高齢化している。カカオの樹はひかげでよく育つ。カカオと砂糖を混ぜて50%、60%、75%の3種類のチョコレートを作りました。カカオの量が多いとどんどん苦くなっていくので面白かったです。いつも食べている市販のチョコレートと味の違いが良く分かった。本当は50%でも苦かったけど市販のミルクチョコレートはどれだけ甘くしてあるのか気になった。市販のチョコレートにはいろいろなものが入っていて心配。「そのうちチョコレートは家で作って食べるようになる」と言った先生の言葉が本当にそうなるかもしれないと思った。ジンジャーココアはとてもおいしかった。しょうがもパーム砂糖も現地で作られているのがすごいと思った。(参加メンバー)

MIYASHIRO エコ☆スターズのみなさん。こんにちは。
カカオについて、貴重なお話を聞くことができましたね。みなさんのレポートを読んで、私も知らないことがたくさんあり、勉強になりました。
カカオやコーヒー豆などの生産者と公平に取り引きしようとするフェアトレードというものがあります。フェアトレードのチョコレートも売っているお店がありますので、ぜひ探してみてください。
みなさんは普段は地域で熱心に活動していますが、今回は海外に目を向けた活動ですね。地球規模で考えて、身近なところで活動する、まさに環境活動の基本だと思います。ぜひこれからも広い視野も持って、身近なところでの活動も続けてください。
期待しています!
エコまる
MIYASHIROエコ☆スターズのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名MIYASHIROエコ☆スターズ
  • 所在地埼玉県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

2008年12月に活動をスタート。小学生から高校生までのメンバーが中心となって、先輩から代々引き継ぐ活動をさらに発展させ、一人でも多くの人に環境を守る大切さを伝えるため、町や社協、地元農家、商店など地域を巻き込んだ環境活動を主催して、その活動を発信しています!

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