MIYASHIROエコ☆スターズ (埼玉県)
講師はNPO再生可能エネルギー推進協会(REPA)理事で元日本工業大学教授の佐藤茂夫先生です。先生はバイオマスを利用して発電と資源を回収する仕組みを推進されている方で各地で講演活動をされています。今回はインドネシアで体験されたカカオの生産農家との交流やカカオとは何か?どうやって作られているか?などについて講演していただきました。また、カカオマスからチョコレートを作る体験もしました。
佐藤先生がパワーポイントを使って「カカオはフルーツなんですよ」と話すとメンバーは驚いた様子で、普段見たことのないカカオの木や発酵させている様子を興味深く見入っていました。焙煎されたカカオ豆から取り出したカカオニブを試食して「苦い」と言っていたメンバーも、砂糖とカカオマスを入れて湯せんにかけて作ったチョコレートを食べると、「甘い」だけではなく「酸っぱい」という意見も出てカカオはフルーツなんだと実感していました。
カカオはインドネシア・コートジボワールなどで採れて、良い味にするには発酵したり、焙煎したり150度くらいの熱風で乾燥させたりとても手間のかかることが分かった。カカオ農園では肥料がヤギのふんなので、まずヤギを飼ってヤギの餌になるモリンガも栽培してうまく回るように(循環)しているのが凄い。解決すべき課題はカカオ農家は自分たちで価格を決められないから暮らしが大変。農家の人はチョコレートを食べたことがない。輸出される。温暖化の影響でよい品質のカカオの実が採れなくなってきた。カカオの樹も高齢化している。カカオの樹はひかげでよく育つ。カカオと砂糖を混ぜて50%、60%、75%の3種類のチョコレートを作りました。カカオの量が多いとどんどん苦くなっていくので面白かったです。いつも食べている市販のチョコレートと味の違いが良く分かった。本当は50%でも苦かったけど市販のミルクチョコレートはどれだけ甘くしてあるのか気になった。市販のチョコレートにはいろいろなものが入っていて心配。「そのうちチョコレートは家で作って食べるようになる」と言った先生の言葉が本当にそうなるかもしれないと思った。ジンジャーココアはとてもおいしかった。しょうがもパーム砂糖も現地で作られているのがすごいと思った。(参加メンバー)
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