きさいち植物園こども探検部 (大阪府)
本日のタイトルは『冬の森でも生きもの探し』です。さっそくメンバーが葉の裏で越冬しているテントウムシを紹介してくれました。身を寄せ合って冬を越すのですね。モズのはやにえに目をみはる子どもたちです。私も初めて目にしました。少々残酷ではありますが、習性なのですね、自分の縄張りを示すためでもあるのでしょうか?
クヌギの木の葉っぱがすっかり落ちて、フカフカの絨毯になっていました。ここでは落ち葉投げ合い合戦がはじまります。これも人間の習性です。モミジの下でSくんが発見しました。鳥の巣です。シュロと苔で作った何とも可愛らしい巣。人間には作り出せない技ですね。サザンカがあちこちで冬の森に彩りをそえてくれます。ポトリと落ちた花にも趣があります。
今年さいごの探検部です。先月の紅葉シーズン真っ只中の、賑やかな植物園とは打って変わって、ひっそりと人けもまばらな植物園でした。貸し切りのようでとても贅沢。落葉樹の葉っぱもほぼ落ちて、選定作業も進み、見晴らしがよくなって風景がガラリと変わっていました。入り口付近の朝10時ではまだ日が当たっていないプールは、氷が張っていました。子どもたちは氷を棒でツンツン、必ず割りたくなります。
きさいち植物園こども探検部(大阪府)
きさいち植物園こども探検部(大阪府)
きさいち植物園こども探検部(大阪府)
きさいち植物園こども探検部(大阪府)