活動レポート

活動レポート

英宏の泉 水質検査

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2016年09月10日

実施場所:

水戸市見川町

参加メンバー&サポーター数:

42人

活動の分野:

  • 水

SDGs:

活動内容

生物調査を終えた後に、英宏の泉を上流から下流まで散策し、泉の上流・下流と、泉に流れ込む湧水(支流)をチェックして、水のサンプリングを行い、NO3-N(硝酸性窒素)の値をパックテストで調べてみました。

参加者のようす

湧水の流れ込みは8か所確認されました。そして、上流と下流を合わせた10検体の水質検査を行いました。いつもは、水の中の生物を追いかけて夢中でしたが、水の流れを追跡するといった、とても楽しい活動ができました。

感想・気づいたこと・考えたこと

結果は、最も高いところで5mg/L、低いところで0.5mg/Lでした。分かったことは、湧水どうし、すぐとなりであっても、濃度に幅があったことです。水量が多いところは低く、少ないところは高かったことが新たな発見です。これからは、科学的な面を少しずつ強化して研究を進めていきたいです。

その他

NO3-N(硝酸性窒素)は、畑や広葉樹林の腐葉土層を雨水が通過すると濃度が上がってくるということでした。近くに畑はないので、森に落ちる落ち葉を小まめに清掃すれば、窒素が減ることにつながる。と、思いました。レポート:英宏中学校科学同好会。

逆川こどもエコクラブのみなさん、報告ありがとう。
みなさんの活動の科学的レベルが高くなり、うれしいことです。周辺状況記述も正確で、とてもよい報告です。
このような実績と考察の蓄積が貴重で、広範な環境浄化技術の検討に役立つに違いありません。森林からの水が栄養分を含む実証にもなっているのもよくわかりました。
NO3-N(硝酸性窒素)は、落ち葉そのものと、落ち葉が養った微生物、小動物が養分であり、過剰養分の原因にもなります。落ち葉掃除がほどほど必要ということかな。
これから継続して調査・データ蓄積してくださいね!
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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