活動レポート

活動レポート

揖保川上流1泊研修2 引原川調査と食材さがし

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年08月20日

実施場所:

宍粟市 揖保川支川引原川

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

引原川の調査では、40分でタカハヤの幼魚2匹、カワゲラの幼虫2匹成虫2匹、トビケラの幼虫2匹、ヘビトンボの幼虫1匹がとれました。水質は、ph6.4 総アルカリ度20㎎/ℓ 総硬度25㎎/ℓ 亜硝酸性窒素0㎎/ℓ 硝酸性窒素0.5㎎/ℓでした。食材さがしは、引原川の川岸で、ミツバとオオバコとタネツケバナの野草がたくさんとれました。水力発電所のところの犬見川でとった、カワヨシノボリといっしょにコテージでみんなでお料理をして夕食の天ぷらをつくって、おいしく食べました。

参加者のようす

私は植物の担当だったので、食べられる野草を、一生けん命がんばってさがしました。よく似た草が、いっぱいあったので、ちょっとたいへんでした。引原川の調査をしたメンバーたちは、水生生物が思っていたよりも少ないと言っていました。この場所は、コテージに泊まりにくる人たちが川遊びにくる場所なので、それも原因の1つと思いました。こわくて近づけなかったけど、向こうの川岸の高いところに、キイロスズメバチのまるい巣があり、みんな初めて見ました。夕食のあとはみんなで花火をして、「本当にあったこわい話」のテレビをキャーキャー言いながら見て、コテージに泊まりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

みんな何より楽しんでいました。まあ魚はとれたけど少しすくなかったです。みんなあみを持ってきて、草のところをガサガサさぐって、とっていました。私は小田さんのいった葉を見本にとってきました。たくさんとれました。料理をする時、天ぷらを作りました。魚の天ぷらも作りました。「かわいそうだな」っていってるメンバーもいました、魚の命にかんしゃして食べました。やわらかく、少し固く、ちょっぴりあまくてピリっときました。おいしかったです。みんな、お風呂に入って、「ポカ~✿ポカ~✿」ぐっすりねむっていました。

その他

報告担当 IS(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
引原川と犬見川の調査、お疲れ様でした。天ぷらの食材さがし、楽しそうですね。野草は毒があるのもあるけど、ちゃんと見分けられたかな?
今回調査した引原川では、自分たちの調査している川とのちがいがたくさんありましたね。
自然はまわりの環境によって変わります。自然のちがいが環境のちがいにつうじます。よそに出かけた時にも道のそばに生えている草や、飛んでいる昆虫のちがいに注意すると環境がわかります。
これからもいろんなところに出かけ、いろんな体験をすると「観察力」 がつきますよ。
また報告してください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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