活動レポート

活動レポート

揖保川上流1泊研修1 犬見川調査と大河内水力発電所見学

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年08月20日

実施場所:

神埼郡神河町 市川支川犬見川 大河内水力発電所

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 生活・省エネ 生活・省エネ
  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

犬見川で調査をしました。40分間で、カワムツの幼魚25匹、ヨシノボリ12匹、サナエトンボの幼虫4匹、トビケラの幼虫3匹がとれました。犬見川の水質は、ph6.8 総アルカリ度40㎎/ℓ 総硬度50㎎/ℓ 亜硝酸性窒素0㎎/ℓ 硝酸性窒素1㎎/ℓでした。エルビレッジで発電のしくみをビデオで勉強したあと、シャトルバスでトンネルにはいって、地下の発電所の中を見学しました。4つある発電機の中で、1号機だけが動いていました。平日は工場などにたくさん電気がいるけど、今日は土曜日なので、発電量は少なくていいそうです。

参加者のようす

発電所の中で、昼は上部ダムから下部ダムに水を流して水車を回して発電して、夜はモーターの力で水車を反対に回して、水を下部ダムから上部ダムにもどして、また次の日の昼に発電ができるようにする揚水式水力発電のしくみを職員さんに、くわしく教えてもらいました。原理は、この前学校で実験した手回し発電機のしくみににていて、「なるほど」と思いました。大河内水力発電所は、日本の水力発電所の中で、3番目に大きいそうです。水力発電所からコテージに向かう途中で山をこえる峠のところで揖保川水系の源流の1つを見つけました。水がとてもつめたかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

犬見川では、たくさんのカワムツがとれてすごいなと思いました。川もすごくすきとおっていてきれいでした。発電所に行くためシャトルバスに乗って行って、その中でガイドの山名さんがなかなか見れないものをしょうかいしてくれました。発電所の中はけっこう暑くて、あせが出ました。発電機はすごく大きくておどろきました。初めてだけど見れて良かったです。

その他

報告担当 IR(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
犬見川の調査と発電所の見学、ステキですね!環境がよい川には多くの生き物がいるのですね★
川はたんに水が流れていて魚がいるだけではなく、ダムで水をためて発電をしたり、水の必要なときに使える農業用のため池の役割もしているのですね。
しかしダムができるとダムの下流と上流では環境が変わるために生き物たちにえいきょうが出ます。私たちの便利な生活は多くの自然や環境をぎせいにして成り立っているのですね。自然と人間の生活とがうまくおりあうことを考えるのは、いろいろむずかしいことがあります。みんなで話し合ってもいいね。
また報告をしてください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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