逆川こどもエコクラブ (茨城県)
水戸の桜川に遡上したサケの卵の調査で採取しました受精卵から孵った稚魚を放流しました。千波湖環境学習会として行われました放流には、多くのこどもたち、大人が参加してにぎわいました。最後まで育て上げたクラブメンバーは、バケツや水槽を持参して自慢げに来場者に説明していました。そして、いよいよお別れ。無事に育って戻ってきてね!と、祈りながら特設された放流レールに流しました。
水戸の桜川にサケが上がり始めて11年目。それだけ水がきれいになったこと、さらに、全国にあるサケのふ化場の中で、茨城県の水戸が最初の発祥であることなど、サポーターのクイズを通じて知ることができました。大変勉強にもなりました。
11月のレポートにサケレンジャー活動を報告しましたが、自然の受精率は大変悪く、3%程度しか稚魚になることができません。私たちが日常的に美味しく食べているサケやイクラなどはサケのふ化場がなければ、市場にも並ばない魚だったのです。たくさんの稚魚が放流できるようになった日本の先人の知恵に感謝します。(レポート:クラブ高1)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
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