活動レポート

活動レポート

醒井養鱒場研修

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年12月07日

実施場所:

滋賀県米原市 滋賀県水産試験場醒井養鱒場

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

研修室で養鱒場のお仕事や、昨年教えてもらった全雌3倍体魚のことについて、もっとくわしく教えていただきました。実験室では、おなかに卵黄を持ったビワマスの仔魚や、発眼卵になりかけの受精卵を見せていただきました。職員さんに、マスのエサをいただいて、ニジマスのエサやり体験もできました。

参加者のようす

今回もわかりやすく時間をかけて教えていただいたので、メンバーたちも、とても真剣に聞いていました。ビワマスのメスにオスのホルモンをあたえると、メスなのにオス化して(にせ雄)、精子がとれるようすを映像で見せてもらって、とてもおどろきました。メスの卵に、この精子を受精させて、26度の水に一定時間つけると、生まれてくるビワマスは、ぜんぶ卵が産めない、成熟しない、しかも成長が早い3倍体のメスになります。種なしスイカと同じ原理だと、教えていただきました。

感想・気づいたこと・考えたこと

研修室では何度も教えていただいているけど、今回は初めて実験室にも入れていただきました。ビワマスの仔魚や受精卵など、興味のあるものばかりでした。水道の蛇口の水をたらして、その水で、受精卵を育てていたので、「水道水で大丈夫かな?」と思って心配していたら、「この蛇口の水は、湧き水だから大丈夫だよ!」と教えてくれて、すごいなと思いました。全雌じゃなくて、全雄3倍体も作れるけど、全雄はオスなので、体が黒くなり見た目が悪くて価値が下がるので、全雌にしているそうです。

その他

報告担当:NM(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、報告ありがとう。
今回は養鱒場で様々なことを学んだとのこと。思ってもみなかった新しい知識や実践されている技術に触れることは楽しいものです。「ビックリ!」や「なんで?」からみなさんの興味が広がりますます活動が活発になることでしょう。
「ビックリ!」「なんで?」は他にもたくさんあると思います。どんどん触れて、理科好きになってください。そして、環境保全に役立ててください。
みんなの環境活動から広がって地域で川の保全が進んで、多くの川が清流になってたくさんの魚が放流できるようになるといいですね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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