玉一アクアリウム (兵庫県)
研修室で養鱒場のお仕事や、昨年教えてもらった全雌3倍体魚のことについて、もっとくわしく教えていただきました。実験室では、おなかに卵黄を持ったビワマスの仔魚や、発眼卵になりかけの受精卵を見せていただきました。職員さんに、マスのエサをいただいて、ニジマスのエサやり体験もできました。
今回もわかりやすく時間をかけて教えていただいたので、メンバーたちも、とても真剣に聞いていました。ビワマスのメスにオスのホルモンをあたえると、メスなのにオス化して(にせ雄)、精子がとれるようすを映像で見せてもらって、とてもおどろきました。メスの卵に、この精子を受精させて、26度の水に一定時間つけると、生まれてくるビワマスは、ぜんぶ卵が産めない、成熟しない、しかも成長が早い3倍体のメスになります。種なしスイカと同じ原理だと、教えていただきました。
研修室では何度も教えていただいているけど、今回は初めて実験室にも入れていただきました。ビワマスの仔魚や受精卵など、興味のあるものばかりでした。水道の蛇口の水をたらして、その水で、受精卵を育てていたので、「水道水で大丈夫かな?」と思って心配していたら、「この蛇口の水は、湧き水だから大丈夫だよ!」と教えてくれて、すごいなと思いました。全雌じゃなくて、全雄3倍体も作れるけど、全雄はオスなので、体が黒くなり見た目が悪くて価値が下がるので、全雌にしているそうです。
報告担当:NM(小6)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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