活動レポート

活動レポート

揖保川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年07月12日

実施場所:

宍粟市 揖保川支川 梯(かけはし)川

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

揖保川中流の梯(かけはし)川で調査をしました。カワムツ40匹、アブラハヤ14匹、シマドジョウ26匹、カワヨシノボリ21匹、オヤニラミ10匹、ドンコ6匹、サナエトンボの幼虫4匹、コオニヤンマの幼虫1匹、ヘビトンボの幼虫1匹、サワガニ6匹がとれました。

参加者のようす

かんきょう省で、近い将来に絶めつする危険が高い絶めつ危惧ⅠB類になっているオヤニラミが10匹もとれて、とてもうれしかったです。上から見ると、ぷくっとふくらんでいて、かわいいです。みんなオヤニラミを初めて見るし、初めてとれたので、とてもよろこんでいました。最後にぜんぶリリースしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

とれなかったけど、ジャンプしたり、メンバーの足もとで泳ぐ、たくさんのアユがいました。梯川は、見た目は、上流と同じぐらいきれいに見えるけど、とれた生き物を調べると、少しよごれていることがわかりました。なぜかというと、コオニヤンマの幼虫は少しよごれた所にすんでいる水生昆虫で、明石川にもたくさんいます。こんなにきれいに見えるのに、きれいさは、明石川と同じぐらいなのかなと思いました。

その他

ほうこくたんとう:IS(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
今回の調査は揖保川中流の梯川となっていますが、揖保川の「支流」の梯川ではないでしょうか。写真を見るといい環境ですね。
オヤニラミが10匹も確認できたというのはすごいですね。この魚はえらに目玉のような模様があり、子が親をにらんでいるように見えることからその名がついたと言われています。動くものなら何でも食べる大食漢で、大きな口を開けて獲物をひとのみにしてしまいます。
ところで、コオニヤンマ一匹では水質は判定できません。報告にはありませんが、カゲロウ類やトビケラ類などの水生生物も多くいると思います。ぜひ、小さな水生生物にも目を向けてください。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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