西加瀬こども文化センター (神奈川県)
最初に玄関の植え込みスペースにゼラニュームの花を植えました。土を作る作業から始め、赤玉土や肥料を混ぜ込んだ土に花の彩りを考えながら植えていきました。続けて、9月の活動で「なかはら20年構想委員会」のパンジー宣言推進プロジェクトの活動の一環として行った「種からパンジー」(種から育てた苗)の植え替え作業を行いました。最後に、じゃがいもの種いもを土に埋める作業をして、本年度の活動を終了しました。
花壇づくりでは、スコップを使って土を混ぜる作業をしながら、土の匂いなどを肌で感じていました。花の配置も色を考えながら「ピンクはこっちで白がこっちの方がいいかな?」などと言いながら、活動に取り組んでいました。
「種からパンジー」の苗をプランターに植え替える作業では、苗の入ったポットからそっと取り出し、根に付いた土が崩れないよう細心の注意を払いながら植え替えていた子どもの姿が印象的でした。「新年度の活動でパンジーの看板を作って、こ文に来た人たちに見てもらおう!」という話で盛り上がり、自分たちの蒔いた種から育ったパンジーの花を大切に育てている気持ちが伝わってきました。仕上げの水やりの場面でも、葉っぱにかからないようそっと水やりをする場面が見受けられました。
じゃがいもを植える作業では、プランターに土を入れる作業から始め、その土の多さに花を育てる時との違いを感じていました。また、じゃがいもを作るのは、種を蒔くのではなく、じゃがいもそのものを植えることにびっくりしていたこどももいました。7月ごろには収穫できることを知り、それを楽しみにしているこどもたちの姿がありました。
今回花壇に植えたゼラニュームの花は、開花期間も長く、毎年楽しめる種類の花なので、自分たちで植えたことを機会にこ文に来た時には「水やり」などのお世話もできるようなシステムを、2年目を迎えるエコクラブの目標として検討する予定です。
また、駐輪場のある庭を使って活動を展開している中で、1階にある「老人いこいの家」の利用者たちから「何を育てているの?」「お花がきれいに咲いているね」などの声かけがあり、自分たちの活動を通して、地域との交流ができるようになると、活動の幅も広がっていくように感じました。
なし
西加瀬こども文化センター(神奈川県)
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