活動レポート

活動レポート

藍の栽培2・生葉を使った叩き染め

西加瀬こども文化センター (神奈川県)

活動日:

2014年07月18日

実施場所:

西加瀬こども文化センター

参加メンバー&サポーター数:

11人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

4月から育てていたタデアイを使って
ハンカチに生葉染めを行いました。

参加者のようす

藍の葉を好きな図に並べてからハンカチで挟み、上からトンカチ等で叩きました。葉から汁がにじみ出るほどたくさん叩くのはとても大変だったようで、腕がいたくなるほど頑張りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

「時間がたったら葉っぱがぱりぱりになっていました。どんなものになるか楽しみです」「たたくのがつかれたけどきれいにできました」といった感想が聞かれました。
そのままの状態で一時間ほどおいておくと、初めは黄緑に近い葉の汁が橋から青緑のような青々とした色に変化していくのがわかりました。藍の葉には生の場合には
透明な色素がはいっており、それが葉を叩くことによってインジコに変化し青く染まるとのことでした。藍染は知っていても葉から直接青く染めることは初めての人も多く、参加者は一様に驚いた様子でした。

その他

今回は生葉を叩く方式で染めましたが、液を作って染める方法もあるとのことです。
木綿は染まりにくいようなので、草木染に挑戦しては薄く染まってむずかしさを感じています。
毛糸を染めてその糸で子どもたちと工作するなど次のステップに進めていくことと、花を咲かせ種が取れるまで育てていこうと思いました。

西加瀬こども文化センターこどもエコクラブの皆さん報告有難う。藍の葉を叩いて布に染め付ける方法は初めて聞いた興味あるやり方です。液を作って染める方法もあるとのことで、汁を絞り出して直接染めるのか、興味があります。叩く作業は大変ですが、藍の栽培とともに昔から言われている「体で覚える」を実行したことになります。科学者の基本動作ともいえます。叩くのは汁の絞りだしとハンカチの繊維への浸透を速めているのでしょう。一時間ほどで汁が空気酸化されて発色するとのことですが、葉を絞らずに放置しても葉は酸化発色するのか、叩いて葉を砕かないと発色しないのか、考えてみてください。野菜の調理でビタミンが分解するのとも似ていて面白いね。
エコまる
西加瀬こども文化センターのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名西加瀬こども文化センター
  • 所在地神奈川県
  • クラブの種類児童館公民館

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