活動レポート

活動レポート

湧水探しに出かけました

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2013年12月08日

実施場所:

水戸市千波湖

参加メンバー&サポーター数:

44人

活動の分野:

  • 水

SDGs:

活動内容

水戸市協働事業12月の千波湖環境学習会に参加しました。講師は逆川こどもエコクラブの2名のサポーターです。当日は千波湖の脇の桜川に流れ込む2つの湧水を探しに出かけました。最初はもみじ谷という紅葉が美しい谷に行って、湧き出す湧水を調べました。次に玉龍泉という江戸時代徳川斉昭が日本最古の噴水式を取り入れたという湧水を観察し、採水してきました。千波湖に戻った後、水の中の窒素とCODについてパックテストを行い水質評価をしました。身近な水辺に触れ合う楽しい散策でした。

参加者のようす

12月の水戸市はまだ紅葉が残り、赤やオレンジのきれいな紅葉林の中を楽しく散策して湧水を見ることができました。サポーターがの日本最古の噴水!と言ったとき、参加者は知らない人がほとんどで、驚いていたのが印象的です。私たちも勉強になりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

千波湖の水質と比較すると、CODは湧水がかなり低く、きれいであることが分かりましたが、湧水は窒素(硝酸)が千波湖よりも高く、栄養分が豊富なことも知りました。その栄養とは、雨が降り、湧水が集まってくる高台の場所の畑や水田にまく肥料や、人の生活により変わってくることを知りました。その場所の水を良くするには上流の水に気を使うことが大切であることが分かりました。

逆川こどもエコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございました。よい天気の中、多くのメンバーが参加して、楽しく有意義な学習会ができたようですね。身近にすばらしい自然や文化遺産があることを知ることができたのは大きな成果と言ってよいでしょう。その時の気持ちが環境を守ろうという意欲の源になるからです。考えたことに書いてありますが、湧水だから貧栄養できれいであるとは限りません。人間活動の影響を受けた二次湧水では、硝酸性窒素が高くなったり、有害物質が含まれたりすることがあるからです。調査結果から分かることをみんなで考え、それを共有していくことが大切ですね。次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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