活動レポート

活動レポート

逆川こどもエコクラブ サケ採卵調査

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2013年11月30日

実施場所:

水戸市桜川

参加メンバー&サポーター数:

52人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

水戸市桜川流域に遡上しているサケの採卵調査を11/30、12/8の二回に分けて行いました。サケが遡上してきたのは平成16年、サケをきっかけに逆川こどもエコクラブが誕生しました。当時、私たちクラブの年長組は保育園児でした。まさか、市内にサケが突然現れ、産卵がみられるなんてびっくりしました。その後も毎年桜川に11月になるとのぼってきて今年で9年目となります。採卵調査は、サポーターが特別採捕許可証という調査のために許可をいただき、サケの受精卵の確率データをみています。私たちはお手伝いで参加し、卵の状態を観察しました。

参加者のようす

参加して数分後、サポーターが掘る川底からサケの卵が流れてきました。それをキャッチするお手伝いです。初めて参加した子供たちは、川に入れてうれしそうでした。次々に網に入る卵にわくわくする姿がみられました。年長組は毎年、参加しています。とても貴重な体験です。

感想・気づいたこと・考えたこと

しかし、ほとんどの卵は白くなっていました。受精できずに死滅している卵だそうです。自然のきびしさを知りました。サポーターが教えてくれた受精率はわずかに3%程度だそうです。100個中に3個しか卵は生きられないのです。なので、日本では古くから人工授精を行ってきたとのこと。なるほどど思いました。

その他

採取卵は、約2,000個、そのうち、生きていると思われる卵は約200個ありました。しかし、受精していないものもあり、最終的に60個くらいが受精していると言っていました。クラブで飼育して観察してみます。

逆川こどもエコクラブのみなさん、報告をありがとう。平成16年から続いている、保育園年長組から始まった採卵調査のお話には、びっくりしました。海から川をさかのぼって卵を産むサケの一生は、メスが川底に産んだ卵の数よりもオスが出す精子の数が相当多く、川の色が真っ白に変わる程とききますが、受精率はわずか3%と知りました。調査は大変な作業だとわかります。理論よりも、このような貴重な体験学習できるとは、素晴らしいことです。是非、観察も続けてください。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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