のじま自然観察探見隊 (神奈川県)
南足柄の森にすむ「ムササビ」の観察にでかけました。今回は、サポーターでもある東京農業大学の学生さんと一緒に、南足柄の自然を探見しました。森の植物や野鳥観察のほか、みんなで野外炊事にチャレンジしたり、草木染を行いました。そして、夜には真っ暗な森で、ムササビ観察と夜の森探見に出かけました。
3才のお友達から中学生まで、幅広い参加になりましたが、みんな雨の中でも楽しそうに過ごしていました。夜の森は、横浜と違って真っ暗なかを、赤い光の懐中電灯(ムササビをおどろかせないように!)で観察します。暗~い森は、チョッピリ怖いけど、たくさんのお友達と一緒なので、みんなムササビ観察に夢中でした。
ムササビは、夜になると樹洞から姿をあらわし、木の実や葉っぱを食べて生活しています。その食べ方に特徴があり、木の実や葉っぱを少し食べては捨ててしまい、また新しい木の実や葉っぱを食べます。一見もったいないようにも思いますが、ムササビの食べ残した木の実は、地上で暮らす生きものにとってはご馳走です。ちゃんと自然のサイクルがあるんですね~
今年は、生物多様性年にちなみ、探見隊でも様々な生きものの観察や探見を企画しています。今回は、特に森の生きものに注目して探見してきました。冬には、ラムサール条約に指定されている「宮城県 伊豆沼」の環境を探見に出かけます。
のじま自然観察探見隊(神奈川県)
のじま自然観察探見隊(神奈川県)
のじま自然観察探見隊(神奈川県)
のじま自然観察探見隊(神奈川県)