まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
5月29日に植樹した苗木が大変な事になっていた。通年ならば、雨で苗木にも豊富に命の水が供給されるが、今年は雨が少なくて、植樹した苗木が朽果てる寸前であった。森づくりのために植えた苗木が、瀕死の状態に置かれている。今できる事として、水を補給してあげる事を実施。子供達の想いが、きっと苗木に届く。釜谷の池の水を汲み取り、苗木に水を振り掛けていたのだから!
日が長くなり、19時を過ぎ去っても、暗くなる気配は無い。我慢の一時である。子ども達に蛍に関る質問を問いかけて、導入に入った。19時30分を過ぎて、周りが薄暗くなり蛍の観察に入った。今年は、冬場の水溜等に失敗して、蛍の個体数が激減していたが、何とか幻想的な蛍の乱舞を子ども達と観察した。暗闇の中ではあったが、小声で子ども達から感動の歓声が耳に入った。榛原ふるさとの森では、自然発生した蛍である。人が放流した物ではない。蛍の個体数を増やすには、谷津田の管理が適切にはかれれば、個体数も増える。継続した関わりが大切である。
2年ほど前から「榛原ふるさとの森」の谷津田に田植えや水路の整備等を行ってきて、蛍が帰ってきている。この蛍の観察会を実施。個体数はまだ少ないが、蛍の光が他の地区と比較して、非常に大きく光を放っている姿を確認して、子ども達は感動の渦に包まれいてた。
少しつづではあるが、蛍の個体数が多くなっている。
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
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