逆川こどもエコクラブ (茨城県)
水戸市の中心街を流れる桜川は、8年前からサケが遡上しています。遡上のきっかけは、流域の下水道が整備され、水質がかなり良くなってきたことが原因とみられます。水質はBOD、CODともにこの時期は2mg/L程度でサケが産卵するにはとても良い環境です。サケが遡上してきた平成17年以降、それまで毎年上がっていたせき止めのダムが、11月1日に下りるようになりました。今年もダムが下りて3時間後、桜川に2匹上がりました。サポーターは2日交代で上流から下流までの約10Kmの区間、自転車で遡上数を計測しています。
橋の下のサケを確認すると一同に、いたいた~。と感激していました。サケのオスとメスが産卵前に行う産卵床つくりをじっくり見学しました。その後、許可を受けたサポーターが産卵された卵の受精卵を探す調査を手伝いしました。
サケの遡上がみられる11月はあちこちの橋で水戸市民が川を覗いて楽しみに待っています。今年も元気なサケが来てくれてうれしいです。
今日はNHKの番組、「ちいさな旅」の撮影協力もしました。サケの保全のために毎年、生態調査をしているサポーター(逆川を愛する会)と、こどもエコクラブが一緒に普段の活動を紹介しました。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)