福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)
The 10th World Water Forum も終了しいよいよバリ島やインドネシアに別れを告げる日となりました。今回、バリ島までは東京から7時間半のフライトでした。夜に出発だったこともあり飛行機内から見えた星空やバリ島の夜景がとても美しかったです!また、上空から見た朝日もとても神秘的でした。日本とバリ島では日本の方が1時間早いという少しの時差のため時差ボケなどにも苦しむことはありませんでした。さらに、バリは熱帯ですが5月は乾季だったので過ごしやすかったです!インドネシアでは水道設備が日本ほど整っている訳ではなかったので、滞在中は水はもちろん、果物や生野菜、氷にも気をつけて食事をしていました。そのおかげでみんな元気に日本に帰ってくることができました!もし海外に行くことがあったら水やその水で洗っているかもしれない野菜や果物にも気をつけた方がいいと学びました。また、いつもとは逆の時計回りに流れる水道など普段生活している北半球ではおくることのできない生活を存分に堪能しました。
日本の水は軟水ですが、バリ島の水は硬水だったのでホテルでシャワーを浴びたあと髪の毛がゴワゴワになってしまいました。見た目では全く分かりませんが、実際に使ってみたことで違いを身をもって感じました。他にも日本との違いは、ホテルにミネラルウォーターが2種類あり、1つが有料だったことです。蛇口をひねれば飲み水がでる日本の上水設備の凄さと、素晴らしい環境のありがたみを再認識しました。さらに、驚いたことは、バリ島の防災意識の高さです。ホテルの部屋のテレビやロビーで、津波のときの逃げ方などを説明した動画が流れていました。ホテル内には英語とイラストで避難先が描かれた看板もあり、誰が見ても分かりやすかったです。ホテルだけでなく会場にも災害時に一度集まり人がちゃんといるかを確認する広場もありました。話は少し変わりますが、ホテルや会場はとても空調が効いていて寒いと感じる瞬間がありました。現地の方の話では、部屋を寒いくらい涼しくすることと、料理を辛めに味付けすることはバリ島流のおもてなしであるそうです。他にもバリ島のさまざまな面からたくさんのことを学びました!
この9日間を通して多くの方と出会い、お世話になりました。たくさんの人と国や世代を超えて繋がることができました。仲良くなった人たちとの別れは悲しかったです。共にフォーラムに参加した北海道の富川高校さんやサポートしてくださった日本水フォーラムの方々とも東京でお別れとなりました。9日間ずっと一緒に行動していたので別れがとても惜しかったです。別れは悲しいですが、それぞれの道で頑張っていることを頭に入れ、ともに世界を良くしていく仲間としてこれからも高めあいたいです。今回のフォーラムへの参加で、世界中には水問題に取り組む人がたくさんいるのだと学びました。しかし、まだまだ解決すべき問題は山積みであるとも感じました。日本では世界水フォーラムの知名度は低いと思います。世界の水問題を解決していくためには、多くの人に現状を知ってもらう必要があります。The 10th World Water Forumに参加した私たちが、高校生という強みを活かし、世界中の人に水について考えてもらえるように伝えていきたいです!水への感謝を忘れず、これからも活動を続けていきます!
フォーラム中はウォーターとWWFを意味した「W」のポーズを考え、写真を撮るときは実践しました。2人で「W」を作ったり、両手で作ったりなど写真を撮るときも工夫しました!
最後に、
日本水フォーラムの実施する人材育成●啓発プログラム(ユース水フォーラム)の一環で参加する事となりました。 https://www.waterforum.jp/ywf/
今回の記事でインドネシア編は最後でした。長期にわたるブログ投稿でしたが最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回は科学部イベントの参加の様子をお届けします。
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)