活動レポート

活動レポート

田中川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年07月13日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川水路

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川が雨で増水していて調査ができないので、玉一アクアリウムのナーセリーの裏の小さな水路でグッピーの防除を目的に調査をしました。45分間で、グッピーの幼魚~成魚約40匹、ヌマガエルのオタマジャクシ~成体約160匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約300匹、アメリカザリガニの幼体1匹、コオイムシの幼虫~成虫17匹、オオコオイムシの成虫1匹、ギンヤンマの幼虫1匹、コガムシの成虫1匹、マメガムシの成虫5匹、ハイイロゲンゴロウの成虫1匹、コシマゲンゴロウの成虫1匹、タイワンシジミの成貝1匹、ドブシジミの未成貝~成貝約50匹が捕れました。コオイムシの幼虫~成虫17匹の中で6匹が背中に卵を背負ってました。

参加者のようす

水路にはとても蚊が多く、みんな蚊に刺されていて痒そうでした。でも、それ以上にみんな元気にやっていてとても楽しかったです。きれいなオスのグッピーが捕れたときには観察したり、もっと捕獲しようとしたりしていて、和気藹々とはこの事を言うのだろうなと思いました。捕れたグッピーは飼育用や餌用や標本用として、みんなで分けて持ち帰りました。アメリカザリガニは玉津第一小学校で飼っているニホンウナギの餌に持ち帰り、タイワンシジミはメンバーがその場で潰しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

グッピー以上にヌマガエルのオタマジャクシが捕れて驚きました。さらにはコオイムシやドブシジミなどの環境省や神戸市の絶滅危惧種の生き物が大量に捕れて、狭いところでも繁殖していてすごいと思いました。明石川本流ではあまり見かけないような生き物たちばっかりだったので、水路でも侮れないなと思いました。個人的にはオオコオイムシが捕れたことがすごく嬉しかったです。

その他

報告担当:FT(高3准サポーター)

エコまる
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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