高槻市立第六中学校・自然観察同好会 (大阪府)
淀川のワンド群は、国の天然記念物のイタセンパラをはじめ、多数の生物が生息する自然豊かな水域で淀川に生息する生き物達にとって、とても重要な場所です。オオクチバスやブルーギルなどの外来魚の増加は、在来の魚が食べられたり、餌や生活場所が競合するなどして在来の魚が減少しています。10年前から淀川流域で最大の城北ワンド群で外来魚の定期駆除活動が始まりました。地曳網などによる外来魚の一斉捕獲が行なわれ毎年、春から秋までの週末に定期外来魚駆除の活動が行われています。その取り組みを広める活動の一つとして釣り大会が行われ参加しました。竿も貸してもらえ初心者には釣り方も教えてくれました。エサはミミズです。ミミズが苦手な人にはソーセージも用意されていました。城北地区の数か所のワンドでは、在来魚の種類と数も増加傾向にあり、捕獲によるブルーギルなどの肉食性外来魚の抑制効果が少しずつ表れているようです。釣りは初めてという人もいましたが一人で10匹以上釣った者もいてクラブでブルーギルを20匹以上釣りました。全体では約300名の参加でオオクチバスは15個体、ブルーギルは500個体以上を釣りあげることができました。
ミミズを触れない部員もいます。
初めてで釣り竿の扱いに苦労しましたが、スタッフに丁寧に教えてもらい釣ることができました。
ブルーギルをわりと簡単に釣ることができてよかったですが、たくさんいるということになります。今年はイタセンパラが確認できていないそうで、外来魚が増えているのかもしれない。これからも在来魚の保護活動に参加したい。
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
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