活動レポート

活動レポート

外来魚駆除釣り大会in淀川2024

高槻市立第六中学校・自然観察同好会 (大阪府)

活動日:

2024年05月11日

実施場所:

淀川・城北ワンド

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

淀川のワンド群は、国の天然記念物のイタセンパラをはじめ、多数の生物が生息する自然豊かな水域で淀川に生息する生き物達にとって、とても重要な場所です。オオクチバスやブルーギルなどの外来魚の増加は、在来の魚が食べられたり、餌や生活場所が競合するなどして在来の魚が減少しています。10年前から淀川流域で最大の城北ワンド群で外来魚の定期駆除活動が始まりました。地曳網などによる外来魚の一斉捕獲が行なわれ毎年、春から秋までの週末に定期外来魚駆除の活動が行われています。その取り組みを広める活動の一つとして釣り大会が行われ参加しました。竿も貸してもらえ初心者には釣り方も教えてくれました。エサはミミズです。ミミズが苦手な人にはソーセージも用意されていました。城北地区の数か所のワンドでは、在来魚の種類と数も増加傾向にあり、捕獲によるブルーギルなどの肉食性外来魚の抑制効果が少しずつ表れているようです。釣りは初めてという人もいましたが一人で10匹以上釣った者もいてクラブでブルーギルを20匹以上釣りました。全体では約300名の参加でオオクチバスは15個体、ブルーギルは500個体以上を釣りあげることができました。

参加者のようす

ミミズを触れない部員もいます。
初めてで釣り竿の扱いに苦労しましたが、スタッフに丁寧に教えてもらい釣ることができました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ブルーギルをわりと簡単に釣ることができてよかったですが、たくさんいるということになります。今年はイタセンパラが確認できていないそうで、外来魚が増えているのかもしれない。これからも在来魚の保護活動に参加したい。

高槻市立第六中学校・自然観察同好会のみんな、外来魚駆除釣り大会の報告ありがとう!
淀川のワンド群では、外来種の駆除を組織的に行っているようですね。ブルーギルは大量に釣り上げることができたのに対して、オオクチバスは少なかったですね。なぜなのか気になりました。定期的に行っている大会のようなので、釣果(ちょうか)の変異(へんい)を調べ、活動の成果を検証(けんしょう)することも大切です。科学的なアプローチにも、取り組んでみてください。
ところで、釣ったブルーギルなどは、その後にどう処理したのでしょうか?外来魚が生息しているそもそもの原因は、人によって持ち込まれたことが原因です。人間の行動によって外来魚となってしまったことも理解しつつ、淀川の生態系をどう維持(いじ)するか考えていってください。
次のレポートも楽しみにしています!
エコまる
高槻市立第六中学校・自然観察同好会のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名高槻市立第六中学校・自然観察同好会
  • 所在地大阪府
  • クラブの種類学校のクラブ

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