逆川こどもエコクラブ (茨城県)
昨年9月に北浦湖畔の校庭につくったビオトープに放流した生き物の状況を確認したうえで、北浦流入の小河川に入って生物を採集。ビオトープへ移植しました。
茨城県にある全国2番目の大きさを誇る「霞ケ浦」。この湖は、2つの大きな湖からできており、西側を西浦、東側を北浦と呼んでいます。
北浦側の湖岸に面する市町村は鹿嶋市、鉾田市、行方市、潮来市などから成り立っています。
昨年、鹿嶋市に面する学校の校庭に、雨水を活用した水辺をつくりました。サポーターが掘削してシートを張った池に雨水タンクから水を導水してビオトープが完成しています。
そこに、メンバーが北浦周辺の水辺から採取したスジエビ、ヌマエビ、ヨシノボリ、ドジョウ、カワニナ、タニシを入れました。約10か月が経過した水辺では、全ての生き物が確認でき、シオカラトンボのヤゴ、トビケラやガガンボなど水生昆虫が増えていました。
ビオトープの生き物を確認した子供たちは、周辺の用水路に出向き、生き物を採取して、ビオトープへ移植しました。
これからの季節は多くのトンボ類が産卵に来る時期でもあり、次回は更に新しい生き物も確認されますように願っています。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
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