活動レポート

活動レポート

鵜殿のヨシ原焼き見学

高槻市立第六中学校・自然観察同好会 (大阪府)

活動日:

2024年02月18日

実施場所:

高槻市・鵜殿のヨシ原

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

鵜殿のヨシ原(高槻市の淀川右岸河川敷に広がるヨシの群生地で、面積75ha(甲子園球場の18倍)、長さ約2.5km、最大幅約400m)は、淀川の自然環境が生み出す景観として「大阪みどりの百選」、「関西自然に親しむ風景100選」に選ばれるスポットとなっています。ヨシは世界最古のオーケストラともいわれる雅楽(ががく)で使われる管楽器で篳篥のリード部分「蘆舌(ろぜつ)」で使われており、鵜殿(うどの)に生えるヨシは太く弾力性に富んでいることから、その良質なものが現在も宮内庁で演奏される篳篥にも用いられています。このヨシ原の保全と害草・害虫の駆除などを目的に、地元の鵜殿のヨシ原保存会及び上牧実行組合によって野焼き「ヨシ原焼き」が開催され見学しました。
民家への灰の影響を考慮し、事前に草木は切り倒されていました。

参加者のようす

テスト前でしたが数名参加しました。
広く雄大なスケールに圧倒されました。

感想・気づいたこと・考えたこと

民放が取材していました。多くの人に伝えてほしいと思います。
このあとヨシの生育を妨げるカナムグラなどが芽生えてくるので、その除去にも参加しやい。

「高槻市立第六中学校・自然観察同好会」のみなさん、活動レポートありがとう!
もえる様子は、まさにあっとう的!な鵜殿(うどの)の「ヨシ原焼き」に参加されたんですね。病害虫駆除等を目的とした昔(むかし)からの行事です。昔より数は減少していますが、全国でも野焼きが行われています。野焼きの後、地面から芽吹(めぶ)く様子は春のおとづれを感じます。灰の飛散(ひさん)や延焼(えんしょう)などに注意しながら続けていってほしい春の風物詩です。野焼きは病害虫の発生や他の植物の侵入(しんにゅう)をふせぎ、地下茎(ちかけい)が発達したヨシを選んで残す作業です。枯れ草をもやすことで新芽も出やすくなります。野焼きは脱炭素(だつたんそ)に悪いのでは?と思うかもしれません。野焼きの時には多くの二酸化炭素を出しますが、野焼きをしなくても土の中の有機物が時間をかけて二酸化炭素になり大気に出るので、二酸化炭素の量はほぼ同じのようです。植物が光合成で固定した炭素は、ほぼどんな使い方をしても温暖化にはつながらない、カーボンニュートラルなんですね。みなさんはカナムグラの除去にも参加されるようなので、次のレポートもまっています!
エコまる
高槻市立第六中学校・自然観察同好会のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名高槻市立第六中学校・自然観察同好会
  • 所在地大阪府
  • クラブの種類学校のクラブ

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