活動レポート

活動レポート

トライやる・ウィーク 田中川水路調査&綿の種分け

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年11月06日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川水路 フルーツフラワーナーセリー

参加メンバー&サポーター数:

10人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

ナーセリーの裏の水路でグッピーの調査をして、その後ナーセリーでとれた綿の種分けをしました。綿の種分けをしている途中で雨が降ってきたので続きは温室の中でしました。

参加者のようす

水路で1時間調査をして、グッピーの幼魚~成魚約30匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約200匹、ヌマガエルの成体3匹、コオイムシの成虫3匹、ミズムシ(昆虫)の成虫1匹、シオカラトンボの幼虫11匹、ギンヤンマの幼虫1匹、ミズアブの1種の幼虫1匹がとれました。グッピーは、トライやるの生徒が飼育用に持ち帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

水路で網を使ってとりました。すると、準絶滅危惧種のコオイムシが出てきました。最初はグッピーの幼魚しかとれなかったけど、慣れてくるにつれて大きなグッピーの成魚もとれるようになりました。グッピーは透明でカラフルでとてもきれいでした。綿の種は、1つの綿の実の中にたくさん入っていました。種をとるのは難しかったです。綿と種を分けるのは、かたくてどんどん指が痛くなってきました。

その他

報告担当:トライやる中学生MM(中2) *トライやる・ウィークとは中学2年生を対象に1週間地域や自然の中で生徒の主体性を尊重した様々な活動や体験を通して豊かな感性や創造性などを自ら高めたり自分なりの生き方を見つけることができるよう支援するものです *今回は近隣の2つの中学校が参加しました

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
水路のグッピーはどこから来たのでしょう?一度追跡調査をしてみませんか。何年前からいたのか?進入路はどこからなのか。ちょっと調べてみたいですね。上高地のカワマスなども、むかしイワナの養殖場がありそこから侵入(しんにゅう)したみたいです。
いろんなことには歴史と原因があります。そのような調査をすると、その土地の歴史や成り立ち、現在の環境のようすが見えてくるかもしれませんね。そんなことも環境を守るのに役立つかもしれません。みなさんでもぜひ考えてみてください。また報告してください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

153 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧