活動レポート

活動レポート

生物文化多様性 里山未来工房行ってみた!②

ミナタマエコクラブ (神奈川県)

活動日:

2023年08月10日

実施場所:

横浜国立大学

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

横浜国立大学主催の生物文化多様性里山未来工房「YNU 里山 ESD Base」に行ってきました。ここは、持続可能な未来の創り手を育成する教育「Education for Sustainable Development」を考える研究拠点です。
全6回の体験カリキュラムのうち、今回は第2回に参加してきたので報告します♪

第2回は『和紙をすいてみよう』ということで、①和紙を知る、②和紙すき体験、③版画(浮世絵)刷り体験 という構成でした。
本日担当の先生(美術がご専門)の面白くて熱い解説とデモンストレーションに大満足でした!

参加者のようす

①和紙を知る、では、和紙の材料(こうぞ/みつまた/がんぴ、トロロアオイの根の汁)と製造方法(木の皮を剥ぎ、煮て、叩いて、干して・・・)を改めて知りました。本当に手間が掛かりますね。
こわぞとみつまたは原木を実際に見ることができました
素材としての生物資源、加工する関わる職人、それを使う芸術家、全部ひっくるめて生物文化多様性ですね。大切な学びの機会に感謝!

③版画刷り体験にて、昔ながらのバレンの話を聞き興味深かったです。サポーターが馴染みあるバレンは実はパチもので、内部の芯はダンボールだった!?本物は今では非常に高価なもので、特殊な品種の竹を螺旋状に平たくまとめたものを芯とし、それを筍皮で覆うのだそう。本物の方が刷り上がりの品質が段違いに良いそうです。
守りたい文化です。

感想・気づいたこと・考えたこと

②和紙すき体験では、無地とオリジナルの2枚を作りました。和紙すきは思った以上に難しい。1回すくって、次はすくって縦20回ゆすりポイっ、その次は横20回ゆすりポイっ・・・。和紙ってこうやって作っているから繊維が絡まり、丈夫でやぶれにくいんだって。その後、墨やインクがにじみにくくするために、白土(ドウサ)引き(ニカワとミョウバン)という加工もされているそうです。深いですね。

③版画刷り体験では、和紙に先生の彫った『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 レプリカ』を刷ってみました♪バレンで(先生と一緒に)かなりの強さでゴシゴシ(ゴリゴリ)しましたが、それでも紙は破れず、伸びもせず、めちゃくちゃ丈夫!
今回は主版のみですが、本当は各色ごとの原板で色ごとに順に刷り上げるんだって。しかも、青だけでも何色もあるとのこと!スゴイ!
主版だけでも、刷り上がった神奈川沖浪裏は、くっきり綺麗ですばらしい!一枚の原板から何人分もの絵が出来上がるのもいいね。
すみだ北斎美術館で『富嶽三十六景』が見れるそうなので、ホンモノを見にいきたい!

その他

第3回も楽しみです。

ミナタマエコクラブのみなさん、こんにちは。「和紙すき」だなんて、たのしい経験をしたね。いいことばっかりの一日でしたね。とっても、おしゃれです。
和紙の原料(げんりょう)には、こうぞ、みつまた、がんぴなど、里山からたくさんの自然の恵みをいただいていることを学びました。毎日の食べ物以外にも、豊かな生態系からたくさんのプレゼントをもらっているのだね。これからも、自然の恵みを受け取るために、その豊かな環境を守っていきたいね。活動をすることで、感じたこともや考えたことを教えてくれるとうれしいなぁ。つぎの報告も楽しみに待っているね。
エコまる
ミナタマエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名ミナタマエコクラブ
  • 所在地神奈川県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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