活動レポート

活動レポート

生態系保護『魚道』の優しさ!素晴らしさ!

ミナタマエコクラブ (神奈川県)

活動日:

2023年07月17日

実施場所:

相模川ふれあい科学館

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

「相模川ふれあい科学館」に行ってきました!
本施設は“川の水族館”という感じで、淡水魚の水槽展示や餌やり体験を通じて、川の生き物とふれあえます。
数ある展示のなかから、私は『魚道(ぎょどう)』に興味を持ったので報告します。
『魚道』とは、ダムや堰の傍に設けられた、水生生物たち専用の水路です。
多くの河川には、人の生活を守るべく氾濫抑制等を目的にダムや堰が設置されています。
一方で、そのダムや堰は水生生物にとって遡上できなくなることで個体数の減少、更には種の絶滅すら招くこともありえます。種の絶滅になれば、それを餌としている生き物にも影響するわけで、全体をひっくるめて考えると、これは人ごとではありません!!!

そうならないために、ダムや堰に水生生物が通れるようにわざと隙間のルート(魚道)を作ることで、人と生き物が共に共存させようと取組んでいるんですね。

参加者のようす

メンバーは皆自分なりに展示を楽しんでようです!
なかなかお目にかかれない大型淡水魚の迫力ある姿や、もぐもぐタイム(お食事タイム)の俊敏な動きに食いついていました。
サポーターは、今では珍しいサンショウウオ、ゲンゴロウ、ガムシに出会えたことに感動しました!特に、サンショウウオのつぶらな瞳とスローな動きに、癒されました!カワイイ!

感想・気づいたこと・考えたこと

魚道付きダムや堰を作るには、普通のものより、大変な労力やお金が掛かりそうなのに、実際に自然や生き物のため生態系保全活動を頑張っている人々に対し優しさを感じるとともにその人々の活動に対して誇らしさを感じました。
私もそんな大人になりたいです!

ミナタマエコクラブのみなさん、活動レポートをありがとう。魚道に目をつけるとはやりますね!!
人が住む部分を守るため、河川が氾濫(はんらん)しないよう、相模川でも護岸を整備したり、川の形を直線化したり等をしています。これらはとても大切な大切な予防措置(よぼうそち)です。しかし、そういった河川整備も魚にとっては合わない部分があり、それをおぎなうために考えられたものの一つが、今回、みなさんが目をつけた魚道です。人の生活と魚の生活の共存策(きょうぞんさく)なんですね。
相模川ふれあい科学館では、複数の種類の「魚道」が紹介されていますね。ダムに近い上流や、都市に近い中下流等の場所、主にそこを行き来する魚の種類によってちがう形のものを設置(せっち)します。作ったあとも、魚道がふさがれないようなメンテナンスや、河川の水量による調整が必要です。新しい魚道の研究もされています。
「自然や生き物のため生態系保全活動をがんばっている人々に対し優しさを感じるとともにその人々の活動に対して誇らしさを感じました。」という感想は、魚道にたずさわった方たちにとってうれしい言葉だと思います。次のレポートも待っています。
エコまる
ミナタマエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名ミナタマエコクラブ
  • 所在地神奈川県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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