ミナタマエコクラブ (神奈川県)
「相模川ふれあい科学館」に行ってきました!
本施設は“川の水族館”という感じで、淡水魚の水槽展示や餌やり体験を通じて、川の生き物とふれあえます。
数ある展示のなかから、私は『魚道(ぎょどう)』に興味を持ったので報告します。
『魚道』とは、ダムや堰の傍に設けられた、水生生物たち専用の水路です。
多くの河川には、人の生活を守るべく氾濫抑制等を目的にダムや堰が設置されています。
一方で、そのダムや堰は水生生物にとって遡上できなくなることで個体数の減少、更には種の絶滅すら招くこともありえます。種の絶滅になれば、それを餌としている生き物にも影響するわけで、全体をひっくるめて考えると、これは人ごとではありません!!!
そうならないために、ダムや堰に水生生物が通れるようにわざと隙間のルート(魚道)を作ることで、人と生き物が共に共存させようと取組んでいるんですね。
メンバーは皆自分なりに展示を楽しんでようです!
なかなかお目にかかれない大型淡水魚の迫力ある姿や、もぐもぐタイム(お食事タイム)の俊敏な動きに食いついていました。
サポーターは、今では珍しいサンショウウオ、ゲンゴロウ、ガムシに出会えたことに感動しました!特に、サンショウウオのつぶらな瞳とスローな動きに、癒されました!カワイイ!
魚道付きダムや堰を作るには、普通のものより、大変な労力やお金が掛かりそうなのに、実際に自然や生き物のため生態系保全活動を頑張っている人々に対し優しさを感じるとともにその人々の活動に対して誇らしさを感じました。
私もそんな大人になりたいです!