逆川こどもエコクラブ (茨城県)
ホタルネットワークmtoの2023年上半期整備活動と川の学習を開催しました。
天候にも恵まれ、AMに多くのメンバーとサポーターが活動を行いました。
逆川緑地のホタル再生地では、2005年に環境整備を開始、2006年からゲンジボタル、ヘイケボタルともに発生する拠点となりました。
現在、ゲンジボタルが飛び交っている時期となります。
このタイミングで、メスが卵を産むコケを露出していくことを毎年行っています。
ホタルは蛹になる畔と産卵するコケがあって、水中には幼虫の餌となる巻貝が生息していることが条件です。
逆川緑地では、ホタルが産卵する水路の水際が狭く、雑草に覆われやすい環境にありますので、子供たちが水際を除草してコケを露出する活動を行いました。
翌日(6/18)の夜に確認しに行ったところ、しっかりコケにメスが定着していました。
ホタルの成虫が発生する時期は、飛翔する空間、休む草、産卵する場所など、微妙なバランスが重複します。
クラブメンバーは代々、このバランスを大切に、目的を持って作業を行ってくれています。
終了後に川に入って生き物観察を行いました。<br />
来年もたくさんホタルが舞うでしょう。<br />
とても楽しい活動でした。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)