活動レポート

活動レポート

芋切干しづくり

まきのはら水辺の楽校 (静岡県)

活動日:

2023年01月15日

実施場所:

鈴木邸倉庫

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 生活・省エネ 生活・省エネ
  • 農業・栽培 農業・栽培
  • 分野その他 分野その他

SDGs:

  • SDGs:飢餓をゼロに
  • SDGs:産業と技術革新の基盤を作ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

 昨年6月にサツマイモの苗を植付けを行って、大切に育てて10月末にと11月末に収穫したサツマイモを、麦藁を敷き詰めた臺の中で、2か月間熟成させたサツマイモを、海岸清掃の際に集めておいた、流木をお釜の火種として、サツマイモを蒸し焼きにした物で、芋切干しづくりにチャレンジしました。

参加者のようす

 蒸し上がったサツマイモを蒸籠から取り出すときに、サツマイモの甘い香りに我慢できなくて、芋切干しを干し網に移動する前に、蒸したてのさつま芋を貪るように食べていました。保護者は、朝ご飯を、あんなに沢山食べたのに、良く食べるねと言っていました。
 芋切干しは冷えてしまうと上手に、覆っている皮を剝く事と、芋を切る事ができなくなるので、厚手の手袋で、サツマイモを抑えて、皮を皮むき器で、皮をそぎ落とした後に、専用の芋切干し器を活用して、均等にサツマイモを切りそろえていました。
 ただし、サツマイモにはしっかりとした繊維が有るので、繊維に沿って、サツマイモを切断しないと、実がぐちゃぐちゃになり、綺麗に芋切干しの姿にならない事を、失敗して学んでいました。ぐちゃぐちゃになったサツマイモは、お菓子の型に押し込んで、代わり種芋切干しづくりにチャレンジしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

 種芋から苗を収穫して、苗を畑に植えて、苗の乾燥対策や雑草対策で、麦藁を苗の周りに引き詰めて、時々、雑草取りを行って、半年間大切に育てたサツマイモを、10月に収穫して、収穫したサツマイモは少しつづ持ち帰り、残りは2か月間麦藁の臺に包んで熟成させて、真冬で雨の少ない季節になった事を見計らって、芋切干しを作る事を伝えると、大変だけど凄いねと言っていました。
 芋切干しは乾燥させて、水分を少なくすることにより、常温で、長期間保存できる保存食品となる事を、体験から学んでいました。
 野菜は水分が多く含んでいるほど、新鮮で美味しいけれども、水分が多いと、如何しても傷みやすくなるので、捨てないように、食べ切れるだけの野菜を買い求めて、毎日、野菜を食べる事で、皆が健康になり、農家さんも喜ぶことも発見していました。
 家に持ち帰り、芋切干しになる前に我慢できなくなり、食べてしまわないように、事前に準備していた1週間天日干しにした芋切干しを試食すると、もっと欲しいと要望していました。
 美味しい芋切干しを食べたかったら、自分達で調理した、サツマイモが芋切干しになるまで我慢して、毎日、観察して、1週間後に、食べるように伝えると、目が輝いいていました。

その他

 

まきのはら水辺の楽校のみなさん、こんにちは。
自分たちで植えて育てて収穫(しゅうかく)したサツマイモを2か月熟成(じゅくせい)させて、そしてこれを切干しにしようなんて、とても手間をかけていますね。
サツマイモを植えて育てる間にもいろいろなことがあったと思いますが、今回、蒸したイモがあたたかいうちに皮をむいて切りそろえるとか、イモの繊維(せんい)にそって切らなくてはいけなかったりと、切干しにするまでのやり方も実際にやってみてわかることがいっぱいでしたね。ぐちゃぐちゃになってしまった部分も、おかしの型で整えて利用するのもいいアイデアだと思います。
サツマイモを蒸すための燃料も、海岸清掃(せいそう)のときに集めておいた流木ということで、環境をだいじにしながら、自然のものを利用したのもエコクラブの活動らしくていいですね!
みなさんは蒸したてのイモをつまみ食いしていたそうですが、その時でもずいぶんおいしかったことでしょうね。これから切干しがじゅうぶんかわくまで、食べてしまわないようがまんするのがたいへんだけど、できあがったらものすごくおいしいはずだから、完成するのを楽しみにまちましょう。
それでは、つぎのレポートも楽しみにしています。
エコまる
まきのはら水辺の楽校のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名まきのはら水辺の楽校
  • 所在地静岡県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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