活動レポート

活動レポート

キクイモ掘りと伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年12月10日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

伊川の河川敷で外来種のキクイモのいもを掘ったあと、伊川から明石川下流まで調査をしました。キクイモのいも掘りは、ありそうな所を掘ってもなかったりしたけど、大きなスコップで土を掘り返すとたくさんのいもが出てきて楽しかったです。みんなで30分掘って、10Lバケツに半分位とれました。少し持って帰って、家でフライパンで料理をして食べたらおいしかったです。

参加者のようす

1時間30分調査をして、ミナミメダカの成魚約300匹、オイカワの幼魚~未成魚約20匹、ヒナハゼの幼魚~成魚6匹、ブルーギルの幼魚4匹、キチヌの幼魚3匹、ニホンウナギの幼魚~未成魚2匹、カワアナゴの幼魚2匹、ゴクラクハゼの成魚1匹、チチブの成魚1匹、ウシガエルの幼生9匹、アカミミガメの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約100匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約20匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体約40匹、ミナミテナガエビの幼体~成体約20匹、テナガエビの幼体~成体約20匹、アメリカザリガニの幼体1匹、モクズガニの幼体~成体約15匹、シオカラトンボの幼虫2匹、ハグロトンボの幼虫3匹、アオモンイトトンボの幼虫5匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫1匹がとれました。ブルーギルとウシガエルとアカミミガメはナーセリーの畑の肥料に持って帰り、アメリカザリガニは学校で飼っているニホンウナギの餌に持って帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

始めみんなはそれぞれに調査をしていたけど、明石川下流のまん中に大きな石がたくさんあって、大学生サポーターや小中学生メンバー全員で大きな石のまわりにタモ網を置いて、みんなで協力して力を合わせて石をひっくり返すと網の中にミナミテナガエビやモクズガニがたくさん入ってうれしかったです。

その他

報告担当:NR☆(小5)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
あいかわらずの明石川の生きものの多さにおどろいています。種類と捕獲(ほかく)される数の多さは、明石川の生態系(せいたいけい)のゆたかさをあらわしていますね。
川も上流部の清流では生き物の数は意外と少なく、少し川が大きくなりまわりの雑木林(ぞうきばやし)や田畑から色々なものが流れこむと(言い方をかえれば少しよごれると)生き物の数がふえてゆきます。しかしあまりによごれすぎると生き物の数がへります。きっと明石川は生き物に丁度良い環境なのですね。これからもがんばって明石川を守ってください。
キクイモもたくさんとれましたね。大きなスコップでほり返したりと大変な作業もあったのですね。家ではフライパンでいためたのかな。おいしく食べることができてよかったですね。
次はどんなことをするのかな。また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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