高槻市立第六中学校・自然観察同好会 (大阪府)
淀川のワンド群は、国の天然記念物のイタセンパラをはじめ、多数の生物が生息する自然豊かな水域で淀川に生息する生き物達にとって、とても重要な場所です。オオクチバスやブルーギルなどの外来魚の増加は、在来の魚が食べられたり、餌や生活場所が競合するなどして在来の魚が減少しています。10年前から淀川流域で最大の城北ワンド群で外来魚の定期駆除活動が始まりました。地曳網などによる外来魚の一斉捕獲が行なわれ毎年、春から秋までの週末に定期外来魚駆除の活動が行われています。その取り組みを広める活動の一つとして3年ぶりに釣り大会が行われ参加しました。竿も貸してもらえ初心者には釣り方も教えてくれました。エサはミミズです。城北地区の数か所のワンドでは、在来魚の種類と数も増加傾向にあり、捕獲によるブルーギルなどの肉食性外来魚の抑制効果が少しずつ表れているようです。釣りは初めてという人もいましたが約2時間でブラックバス1匹、ブルーギル9匹を釣ることができました。
竿の扱いにも慣れて時間が経つのが早かったです。
延べ335人の参加がありました。
この日駆除された外来生物は以下です。
・ブルーギル 424尾・オオクチバス 20尾
・ヌマチチブ 12尾・カダヤシ 2尾・アカミミガメ 6匹
・ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ) 1匹
・アメリカザリガニ 1匹
外来生物は人が持ち込んだもので、もとにもどすのも人の役目です。他の場所でも釣りをしたい。
ゴミ箱が撤去されていたのはよかったが、ゴミが捨てられている所があり残念です。
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
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