活動レポート

活動レポート

2022千波湖ビオトープ準備活動

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2022年05月22日

実施場所:

水戸市千波湖

参加メンバー&サポーター数:

65人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう
  • SDGs:パートナーシップで目標を達成しよう

活動内容

2012年からスタートした千波湖市民ビオトープ。水戸市の中心部で市民の憩いの場となっている周囲3Kmの千波湖は、散策やマラソンがしやすいように遊歩道が整備されており、湖岸には木杭が続いています。この木杭は人の散歩にはやさしいのですが、もともと存在していた湿地帯を取り除いて作られたことから、植物による水質の自浄作用がなくなり、アオコが発生したり、エビや小魚も減少していました。

参加者のようす

そこで、市民活動として何かできないかと自治体とともに検討してはじまったのが「千波湖市民ビオトープ」です。
湖岸を毎年30m程度、湿地帯に戻し、そこに、ガマやセキショウといった湿地帯の植物を植えていく「自然再生」を行っています。今日は、2022年度の市民ビオトープの準備として、逆川こどもエコクラブのサポーター、メンバーが協力して湖岸の掘り込みを行いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

朝からスコップをもって出動。大人から子供たちまで、交代しながら少しづつ掘削。幅30m、奥行き3mの湖岸線に約20cmの深さの水辺を造成しました。この場所へ、6月5日に開催される水戸市環境フェア2022関連事業として、市内のこどもたち約200人が集まって植物を植えていきます。当日のイベントは2時間ですが、これらの下準備を毎年行っているクラブメンバーとサポーターは素晴らしい持続可能を実行しています。

その他

植える植物は、ガマ、セキショウ、カキツバタ、イグサなど、合計2千本を植える予定です。これらの植物は、同じ千波湖公園に位置する逆川緑地と桜川緑地の合わせて3haで逆川こどもエコクラブが行っているホタル再生地から、ホタルを守るために間引きししてきます。根ごと抜き取って当日までに準備を完了させる予定です。お疲れ様でした。

「逆川こどもエコクラブ」のみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう。
1日にこれだけたくさんの活動ができたのですね。読みごたえのあるレポートで、読むのが楽しいです。
木杭で補強された湖岸は、湿地帯の生きものにとっては迷惑(めいわく)だったのですね。市民の立場と湿地帯の生きものの立場の両立を考え、みなさんは「千波湖市民ビオトープ」という活動を10年前に始めたのですね。着々と成果をあげているすばらしい活動ですね。自治体と共働で湖岸を少しずつ湿地帯にもどす自然再生の活動は時間がかかるけれど、かならず何かしらの結果が期待できますね。
みなさんが下準備した湿原に市内の子どもたちが水生植物を植える作業。植える植物も遠くから運んでくるのではなく、もともとそこにあったはずの植物を元に戻す作業がすばらしいです。こういう継続(けいぞく)した活動がとても大切ですね。
レポートに、「これらの下準備を毎年行っているクラブメンバーとサポーターは素晴らしい持続可能を実行しています。」とありますが、その通りだと思います。千波湖へ憩いの場を求めていらっしゃる市民のみなさんに活動を理解をしてもらい、積極的に応援(おうえん)してほしいと思います。
<アメリカナマズフィッシング のレポートへのメッセージにつづきます>
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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