活動レポート

活動レポート

白塚海岸散歩&生き物探し

魚と子どもKidsクラブ (三重県)

活動日:

2022年03月05日

実施場所:

白塚海岸

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

今回は白塚海岸の散歩に行ってきました。貝殻を拾ったりしながらの散歩です。普段、コンクリートの付近ではタマキビがメインでしたが、今回はイボニシが大量発生。タマキビはあまり見つけられませんでした。

参加者のようす

歩いていると地元の方と出会い、色々なお話しを聞かせていただきました。その方は、「私が子どものころやな。数十年前にはたくさん貝も魚もいた。やけど今はなんもおらん海岸になってもーた。なんも、なんもおらん。昔はアカエイもおった、カレイもヒラメもキスもバカガイも。アカエイは、よー捕まえへんだけと。尾に(毒が)あるからなぁ。まぁ沢山の生き物がおった。1年おきに3~4メートルぐらい砂浜が少なくなっとる。私が子どもの頃はもっともっと砂浜があった。砂浜も広かったから魚もバカガイも溢れるほどおった。食べきれへんほど。今はバカガイもなぁ。おらん。(そこで私がタマキビを見せる。この貝ご存知ですか?食べたりしましたか?と聞いてみる。)
何、この貝?こんな小さいのは食べへんだわ(笑)バカガイがようけあったしなぁ。バカガイは砂を好む。トリガイは泥っぽい場所を好む。この海岸は砂や。バカガイの相性がええんやろなぁ。ありがとなぁ。生き物でもおらんやろうけど探してみてぇ。」と過去の白塚海岸と現在の白塚海岸を知ることができた貴重なお話でした。

感想・気づいたこと・考えたこと

魚と子どもKidsクラブのみなさん、報告をありがとう。
報告レポートをよんでいるうちに、早春の青い海や白塚海岸の砂浜が目の前に広がってくるようでした。地元の方との会話の記録がそのままでストーリーのように伝わってきます。三重の方言で話してくださったからこそ、「へーっ、そうなんだ」とおどろきも大きく、かつての白塚海岸の生き物と人々の生活までが生き生きと表現されていて、まるで映像をみているように感じました^^
めずらしい形の報告ではありますが、とても感動しました。このように地元の方からえられるお話は、大切な情報ですね。むかしの海や海岸を取りもどすことはできないかもしれませんが、何を目指すべきかを確認するためには、このような聞き取りなどの記録が必要と実感しました。これからも、ぜひすてきな活動報告をお願いします。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
魚と子どもKidsクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名魚と子どもKidsクラブ
  • 所在地三重県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

「魚と子どものネットワーク」の弟分的な団体として、子どもが自然と触れ合えるような取り組みを行っています。みんな「魚」や「川」が大好きです!!これからも活発に活動していきたいと思っておりますので、みなさまよろしくお願いいたします(^^)

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