魚と子どもKidsクラブ (三重県)
今回も海岸や海岸の生き物を知り尽くしたスペシャリスト、ざっくりまとめて「海岸王」になるための修行をかねて、いつもの松名瀬海岸に行ってきました。他の海岸、干潟なども同じ状況なのですが、冬に近づいていると言うこともあり、生きている魚などは見かけられませんでした。ですが、干潮と言うこともあり、貝殻などがたくさん打ち上げられていました。主な貝殻の種類はナミマガシワやアカニシ、サルボウガイなどでした。
他の海岸に比べ、特にこの海岸ではサルボウガイ、ナミマガシワが多い様な気がします。個人的にナミマガシワは、黄、ピンク、朱色など色々なカラーバリエーションがあり、見ていておもしろいと思います。ただ、ナミマガシワは割れやすいようで、他の海岸でも欠けた貝殻をよく見かけます。
特に使い道は無いのですが、綺麗な貝殻をとりあえず何枚か拾ってみました。そして海岸を歩きすすめていると、15~20cm前後のアカエイの死骸を4匹発見しました。原因はわかりませんが4匹ともすべて尾がありませんでした。そしてアカエイ以外の魚の死骸はありませんでした。
それから、今回1番印象的だったのは、「マヒトデ」が大量に打ち上げられていることでした。少なくとも30以匹以上です。ヒトデの形をした個体もあったが、その多くは欠けていたり、ボロボロになっていて原型を留めてない個体が多く見られました。そして、どの海岸も冬に近づいていることもあり、魚などは見られないですが、また暖かくなったら多くの魚を見つけられると思うので非常に楽しみです。
なお、いま問題となっている「軽石」が松名瀬海岸に流れ着いていないか少し探してみましたが、今の松名瀬海岸には確認はできませんでした。もし流れ着いてきたら三重県の海に大きく影響が出ると思うので、今後も注意深く観察していきたいと思います。
⭐️来シーズンの出会える魚の種類。今シーズンより増えるのか、それとも減るのか。
⭐️軽石の今後。三重県にどういう影響がでるのか。どのくらいの量がくるのか気になっている。
⭐️ほぼ活動が川なので、河口や海、海岸などは新鮮味があっておもしろい。
⭐️この海岸では、夏にはワカメのような海藻が多く流れ着いていたが、冬に近づいき寒くなってきていると減っているように思える?たまたまかな?
⭐️松阪市の干潟や海岸はいつもおもしろいと思うが、松阪市の水路などももっと調査してみたい!
魚と子どもKidsクラブ(三重県)
魚と子どもKidsクラブ(三重県)
魚と子どもKidsクラブ(三重県)
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