高槻市立第六中学校・自然観察同好会 (大阪府)
淀川の汽水域の干潟は、身近な所にある貴重な自然です。淀川は、木津川、宇治川、桂川の三川が合流して、淀川となって 大阪湾の河口まで約35kmですが、淀川(毛馬)大堰から上流の 約25kmの淡水域と、同大堰から下流の約10kmの汽水域とに分かれています。淡水域と汽水域とが明瞭にに分かれているのが、他の河川にない淀川の大きな特徴になっています。 干潟には、カニやゴカイなどの底生動物(ベントス)が多く棲息し、野鳥の餌場となり、四季を通じて多くの野鳥に出会うことができます。また有機物がたくさん含まれ泥と一緒に積もっていきます。これは、カニや貝類、ゴカイなどの餌になります。有機物を分解するバクテリアも、これらの生き物の餌になっています。有機物が食べられたり分解されて、水がきれいになります。干潟の生き物は、河川の水質保全に大きな役割を果たしています。今回は生物・ゴミ調査をしました。学校から約30Kmと長距離で気温も高かったですが、淀川の夏を感じることができました。
1年生にとっては暑さの中、長距離の移動でしたが橋ごとに休憩しながら淀川を下りました。
泥で足をとられます。
(生物調査)
シジミ、アシハラガニ、クロベンケイガニ、スズキ・ボラの稚魚、ゴカイなど
(ゴミ調査)
飲料ペットボトル2、レジ袋5,カップ型飲料容器2、その他(炊飯器、カサ)
この干潟は多くの人がおとずれるのでシジミやエビの数が減っています。
BBQが禁止になっているのでゴミは減っています。
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)