活動レポート

活動レポート

田代原草原のミヤマキリシマ保全活動

キャンパーズ (福岡県)

活動日:

2021年05月09日

実施場所:

長崎県雲仙市田代原

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会
  • 葉・樹木 葉・樹木

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

奥雲仙・田代原草原のミヤマキリシマ保全活動に参加しました。
雲仙で長年保たれてきた放牧草原で、ミヤマキリシマを見ることができる貴重な場所です。
通常は衛生面、安全面から立ち入り禁止ですが、地元の人の協力により環境フィールドとして活動できました。
地道な下草刈りなどの活動が広がり、今年は昨年よりも広々と美しい草原となり、ミヤマキリシマの咲く景色を見ることができました。

参加者のようす

こちらの田代原草原ではNPO法人奥雲仙の自然を守る会が保全活動をしています。キャンパーズはこちらの活動に参加して5年目となり、回数を重ねるごとに保全活動の大切さや貴重な里山の自然や生態系に理解を深めています。

感想・気づいたこと・考えたこと

身体を動かし汗を流して雑木を切り、長年保たれてきた牧場の自然での活動は、とても貴重な体験でした。
今も残る田代原の里山の風景を楽しみ、地元のおばちゃんの美味しい手作りお弁当を頂き、自然の恵みに感謝しました。

その他

今回は大学の専門家による講義も受けました。
生物多様性が私たち人間に提供してくれる自然の恵みのことを生態系サービスと呼びます。
近年の私たち人間の豊かな活動が大き過ぎて、生態系の再生産が追いつきません。
生物多様性の減少→生態系サービスの低下=私たちは今後、食べる事や楽しむ自然の恵みが減っていきます。
一人一人がこの問題に取り組む時代だと感じました。
大学生向けの講義は、子どもたちには少し難しい内容もありましたが、サポーターは改めて生物多様性と生態系サービスについて調べるきっかけとなりました。
調べた中にこのような言葉があり印象的でした。
「私たちが頼りにしてきた生態系サービスは、無限でもなければ、無料でもない」
これからも貴重な自然を守る活動をしていきたいと思いました

キャンパーズのみなさん、活動報告をありがとうございます。
ミヤマキリシマは九州各地の高山に自生するツツジの一種ですね。漢字では「深山霧島」と書き、ちょうど今頃の5月下旬から6月中旬に紫紅色(うすべにいろ)や桃色の花をつけるので、きれいだったことでしょう。ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱(かくらん)された山はだで優占種(せんゆうしゅ)として生存できますが、火山活動が終息して植物の遷移(せんい)により森林化が進むと優占種として生存できなくなるので、今回のような下草刈りなどの世話が必要となってきます。サポーターさんが理解し学んだことを、メンバーに分かりやすく説明して、ぜひつぎの活動をいっしょに考えてあげてください^^では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
キャンパーズのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名キャンパーズ
  • 所在地福岡県
  • クラブの種類家族親戚

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