活動レポート

活動レポート

スナヤツメが産卵

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2021年02月27日

実施場所:

水戸市見川町

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

水戸市英宏小中学校裏手にある茨城セブンの森の河畔林で、スナヤツメの産卵行動を確認しました。
昨年の3月にはじめて発見されたスナヤツメは環境省の絶滅危惧種に指定されているヤツメウナギ科の魚類で、豊かな里山の湧水域に生息しています。茨城セブンの森は2014年からはじまったホタルネットワークmitoの活動区域にあります。

参加者のようす

半世紀にわたって休耕田となったこの地は、ヨシ原から雑草地に変化し、ホタルとともに多くの生き物が失われていってしまいました。
2014年に、豊かな里山を復活させ、ホタルが飛び交う湿地帯を再生するため、逆川こどもエコクラブと水戸英宏小中学校、常磐大学等が連携して森の間伐や湿地の再生作業を協働して行うホタルネットワークmitoが結成されました。
多くの市民が担い手となり、今では湿地再生の他、掘り込んで池をつくったり、木道を整備するなど、素晴らしい環境ができてきました。

感想・気づいたこと・考えたこと

除草を終えた湿地帯を流れる湧水水路に、昨年3月、スナヤツメが確認されました。半世紀の間生い茂ってきたヨシに負けることなく命を繋いできた魚です。
私たちも発見の当初は感激するばかりでしたが、本年度は、その生息地を拡大していくための作業を行う予定です。
これいな水、柔らかい泥、流れがある水路など、スナヤツメに適した環境を形成しながら増やしていく計画です。

逆川こどもエコクラブのみなさんこんにちは!
スナヤツメの生息はすばらしいことですね。また一つみなさんの宝ものがふえましたね^^
生息に良い環境が失(うしな)われてゆく中でがんばってきたスナヤツメが元気に生息でき、増えて行けるようにこれからもがんばってください。
自然保護を自然をさわらないでそのままにしておくと良いと勘違(かんちが)いしている人もいますが、決してそうではありません。変化して以前(いぜん)の環境が失われてゆく場所では、人の手で自然に逆行(ぎゃっこう)してでもその環境を残すことも大切だと思います。スナヤツメのためにこれからもがんばってください。応援してします!次の報告もお待ちしています。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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