いたもちエコキッズ (大阪府)
6月の最初に保護者の田んぼの一角を借り、園内にも個人用のポットで稲の苗植えをしました。大切に育て、10月に稲刈りをし、割り箸、空きビン等を使って脱穀の経験もしました。育てたお米を釜で炊き、自分たちでおにぎりを作って食べました。
泥の田んぼに足を入れるのも躊躇していた様子でしたが、苗を植え終わるとどのように育つのか期待感をもっていたようでした。機会を見て、生長の様子を見に行くと、自分の背のどれくらいまで育ったかを測って楽しみにしていました。稲刈りでは、友達と力を合わせて刈った(ハサミで切った)達成感を味わっていました。おにぎり作りでは、釜のふたを開けた時の白く炊けたご飯とおいしそうなにおいに感激していました。
手作業での苗植え、稲刈り、地道な脱穀作業は根気のいるものでしたが、「楽しい」「やったー!」という喜びと毎日食べているご飯がこんなふうに苦労して作られているんだという感謝の気持ちをもつことができたようです。
脱穀後のわらは、“わらのお家”“しめ縄”作りに、ぬかはぬか床を作り、間引いた大根を漬け、“漬け物”作りに、もみ殻は“やきいも”作りに、米のとぎ汁は野菜や球根の水やりに使い、捨てるところが無い「エコ」を実践中です。
いたもちエコキッズ(大阪府)
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