高槻市立第六中学校・自然観察同好会 (大阪府)
今年度初めての観察です。淀川の汽水域の干潟は、身近な所にある貴重な自然です。淡水域と汽水域とが明瞭にに分かれているのが、他の河川にない淀川の大きな特徴になっています。干潟には、カニやゴカイなどの底生動物(ベントス)が多く棲息し、野鳥の餌場となり、四季を通じて多くの野鳥に出会うことができます。また有機物がたくさん含まれ泥と一緒に積もっていきます。これは、カニや貝類、ゴカイなどの餌になります。有機物を分解するバクテリアも、これらの生き物の餌になっています。有機物が食べられたり分解されて、水がきれいになります。干潟の生き物は、河川の水質保全に大きな役割を果たしています。(昨年度と同様の紹介です。)高槻から河川道路を約20Km下ると干潟です。今回は河川沿いの観察と、干潟の水質・生物・ゴミ調査をしました。
(水質検査)12:00 気温34.3℃、水温32.5℃ ,CDO 8, NO3 0.2 ,NH4 0.4,PO4 0.4
(ゴミ調査)ペットボトル5、レジ袋4、カップ型飲料容器1 他(釣り糸、照明器具、プランター)
(生物調査)シジミ、手長エビ、スジエビ、モクズガニ、クロベンケイガニ、アシハラガニ、ボラ、ハゼ
手長エビは唐揚げで、シジミは味噌汁で食べます。カニ、魚は持ち帰り飼育します。
1年生は初めてでしたが、長距離の自転車も快調です。
帰りの河川道路は35.5℃(14:00)でしたが元気です。
泥に足を取られ素足の方が歩きやすいです。
コロナの影響のためか、河川公園の人出は少なくBBQをする人もほとんどありません。淀川のシジミは採りに来る人が増えて数が減っています。まだウグイスの鳴き声が聞こえます。
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
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