

ゆうゆう学童こどもエコクラブ(栃木県)
今冬も、利用家庭の庭木から収穫された夏みかんの寄付がありました。児童たちも食べなれてくると、4つ切りサイズにするとアルベド(内果皮)まで上手に食べるようになりました。ある日、種を植えてみたい!という声が上がり、この果樹の持ち主でも挑戦していない発芽にチャレンジすることになりました。
おやつで食べた夏みかんの中から、包丁で傷が付いていない種を選びました。種の皮をよく見て、一番外側の薄い皮を指ではがし、濡れたティッシュペーパーを1枚被せてあげるようにしました。2重に封のできる丈夫なビニール袋に入れ、完全に密封しないように指一本分の空気穴を設けて、冷蔵庫の上に放置しておきました。
室内の日照のない冷蔵庫の上でも発芽しました。
種の外皮を取り除いたほうが、発芽しやすくなりました。
緑色の双葉が開く前には、茶色い皮を取る手伝いをしました。
水だけよりも、つぶつぶ肥料や栄養液を少し混ぜると太く発根しました。
メインの双葉の端っこに、小さな双葉のような葉が芽生えることに気付きました。一つの種なのに、2つ目の苗も生み出している可能性に気付きました。
二股になって発根する種もありました。
よく食べていた新2年生たちは、6年生になって卒業するまでにちゃんと実ってくれるのかどうか考えており、誰よりも気にしていました。
プランター準備としては、根切り虫を掘り出して、バナナの皮や夏みかんの皮を中間になるように培養土を入れなおしておきました。