竹の子エコクラブ(埼玉県)
地域にある斜面林 こぶしの里へ秋のようすを観に行きました。16マスに1~16まで数字を書いて16問のお題の物をみつける「森のビンゴゲーム」をしました。お題は、ピンクの四角い実、大きなトゲトゲの実、落ちている うろこもようのぼうしのドングリ、木についているリングもようのドングリ、お腹の赤いクモなどなど。(マユミ、ホウノキ、コナラ、シラカシ、ジョロウグモ)川べりの下の方をじっくりのぞかないと見つからない難問も用意しました。(ホウチャクソウの実)案の定、誰も見つけられず、教えろ教えろと言われて作成者としては大満足でした。
下見の際にパトロールしているスズメバチが何匹もいたので、大勢で斜面林の中に入っていって刺激するのも危ないと判断し、いつもと違うルートで行きました。それがちょっと楽しかったようです。今年度初めて参加した子は、初めて観る植物もあるようで、こんなのもあるんだと言ってました。
昨年度からハリガネムシに寄生されていると思われるハラビロカマキリをよく見かけるようになり、子どもたちの興味をひいていました。泳いでいるはずのない川の中にいたり、今にも川に入れられそうに操られながら必死に抵抗しているようすが痛々しい。
コロナの間に手入れが行き届かなくなって斜面林が荒れているところがあり、子どもたちを入れるには心配になる場所があるのは残念です。地球温暖化の影響で植物の移り変わりの季節がずれたり、暑すぎて夏には蚊が少なく、秋になってすごく刺されてしまうといったことも実感します。これからを生きる子どもたちが実感したことが大事だと思っています。