まきのはら水辺の楽校(静岡県)
放置竹林の保全と合わせて有効活用として、竹を伐採して2ヶ月ほど天日乾燥を行って、竹を割り竹ひごづくりを行った後に、和紙に活動の思い出を描き、和凧づくりを行った後に、凧づくりの会場に隣接する田んぼ(天地返しを実施していない田んぼ)を活用して、自分たちで作り上げた凧で、凧揚げを行いました。
竹の切出しから行って、ナイフを活用して竹ひごを削り出して、竹ひごを凧の形に合わせて、組付けました。竹ひごをつくる時には、竹を内側に優しく曲げると、表面が裂けて、その裂けた竹の端を引っ張ると、竹の繊維に沿って薄くなることが面白いと言っていました。
簡単に風を受けて凧揚げができる西洋凧ではなく、昔から伝わる和凧づくりにチャレンジしました。凧の図柄を描いているときは、昨年の活動を振り返り、魚の絵や思い出に残っている絵を描くと共に、今年の目標も描き、和凧を作り上げていました。凧づくりは難しい!本当に、空に凧が上がるのかと、心配になる様子も伺えました。
また、当日の天候は快晴でしたが、微風で凧揚げを実施するのには、適さない風でしたが、時より吹き付ける風を感じて、凧揚げにチャレンジしていました。凧が上がった瞬間は、ヤッタネという感じでした。
風が弱くなると、凧が空から降下してしまうので、タコ糸を上手に操り、真っ青な天空に、凧が舞い上がり、風を感じて、凧揚げが凄く、面白いと言っていました。
凧に伝わる風の感覚を、指先や体全体で感じて、凧あげを堪能していました。
昔の人達は、竹を加工して竹ひごにして、色んな道具を作っていたことを、説明すると驚いていました。
また、微風の中で凧揚げができたことにより、風を体で体感できると共に、風向きは少しづづ変化する事も、体験から学んでいました。
冬場の活動は、室内と室外を両立する体験として、竹をもっと有効活用したいと思いました。
早春までの活動として、竹トンボ・竹馬づくり等にも、チャレンジできればと思っています。夏場は、水鉄砲づくり等の色んな体験を、実施できればと思っています。