竹の子エコクラブ(埼玉県)
5月、7月と季節ごとに観てきたこぶしの里の秋のようすを観ました。「森のビンゴゲーム」のお題は木の実、草の実がたくさん。薄ピンクの四角い実、つやつやした黄土色の実、干しぶどうのような実、細長い葉っぱの中の丸い実などなど(マユミ、ヘクソカズラ、ムクノキ、ジャノヒゲ)リング模様のぼうしのシラカシのドングリ、うろこ模様のぼうしのコナラのドングリ、モジャモジャぼうしのクヌギのドングリ、赤いつぶつぶが入っているコブシの実とみんな上や下を観たり、草の中を確かめたり、虫の鳴き声に耳をすませました。
久しぶりの野外活動ということもあり、いつもの観察場所が木道の劣化で通れなくなっていたので、新たな場所を広げてみたら思わぬ発見があったりしてメンバーもサポーターも盛り上がりました。枯れて残念と思っていたクサギがたくさん生えている場所を見つけ、その川沿いにアオダイショウの抜け殻が一本丸々きれいに残っていたのは何だか縁起がいい!散策後、みんなが見つけた生き物情報をすり合わせたところ、かなり熱く言葉が飛び交いました。一番はハリガネムシに操られているカマキリのことでした。
みんなのいろんな角度から見つけてきた情報をすり合わせるというのは、楽しくもあり、自分は見つけられなかったけれど、そんなのもいたんだと情報交換になり感心しました。カブトムシのオスの角だけ、コクワガタのメスの死骸、セミの抜け殻、キアゲハの羽、ハサミムシ、ウマオイなどでした。