竹の子エコクラブ(埼玉県)
地域にある斜面林を散策。5月に行った時とどんな変化を見つけられるか、お楽しみ。出会えるかどうかは運次第の生き物もお題に入れた森のビンゴゲームをスタート。セミの鳴き声、トンボ、アゲハチョウ、さくらんぼのような青白い実、小さなまつぼっくりのような実と若いみどりの実、細長い葉っぱの中の白い花(植物は、エゴノキ、ハンノキ、ジャノヒゲ)
暑い暑い。体力が持たないと文句ぶうぶうのメンバーたちでしたが、始まってすぐにコクワガタのメス、カブトムシのオスが見つかるとテンションが上がりました。それはサポーターのお父さんも同じで、楽しそうでした。セミも鳴き、シオカラトンボ、アゲハの他にもショウリョウバッタの草色、土色、ナナフシ、キリギリス、ニホントカゲなどたくさんの生き物たちを見つけられました。ツユクサのお題、群青色の花には、もっと薄い色だと言われましたが作成した時とは色の変化があるものです。
夏にしか観られないヤマユリの花がちょうど咲いているタイミングで嬉しかったです。5月に観た十字の花のマユミが四角い実に、細長い鱗のような実のコブシが、ぶどうがくっついたような実にと季節による変化も感じ取れたのではないでしょうか。ただ毎年、観ていたクサギが枯れてしまって残念。心無い人の手による小枝が折られていて、子どもたちにちょうどいい高さだったのに、コナラ、シラカシのドングリのようすが観られなくてさみしく思いました。一番気がかりなのは、湧き水の量が減っているところがあったことです。その近くの大きな木が以前の台風で倒れたことが影響していると思われます。メンバーたちにも話しました。みんなで考え、行動していかなくてはならないことだと思います。