キャンパーズ(福岡県)
キャンパーズのサポーターが参加しているNPO法人「奥雲仙の自然を守る会」で環境教育事業として「雲仙の自然の成り立ちと奇妙な生物」が開催され、メンバーと参加しました。
一人目の講義は「雲仙の自然の成り立ち」として、島原半島の地形の変化と生物の特徴について。断層や火山噴火などにより、長崎県の中でも雲仙にしか生息しない生物がおり、最近も数は少なくなっているが確認されているとのこと。まだまだ生態については分からない事が多いので、調査と保全活動を並行して行う事の大切さを学びました。自分達が参加している保全活動の意義を再確認できました。
二人目の講義は「アリによる牧畜⁈アリとアブラムシの愛憎劇」
私たちが牛を育てて恩恵を頂くように、アリとアブラムシの小さな世界にも、持ちつ持たれつ、たまにはある程度の犠牲を払いながらも逞しく子孫を残す知恵と進化をし続けている虫たちの世界を学び、とても面白かったです!
我々人間も、たまには虫の目線になって自然から学ぶことは、今からを生き抜くヒントになるのでは…と感じました。子ども達にも、住んでいる島原半島と言う地域の特徴や、どこにでもいるアリとアブラムシと言う身近な生き物について、分かりやすい工夫されたお話を聞く機会を持てて良かったです。
少しだけ放牧草原に入り冬の自然を散策しました。生き物は少なかったですが、ミヤマキリシマの硬い冬芽をたくさん見つけました。今の植物が枯れた時期がミヤマキリシマ保全活動には適しており、また活動に参加したいと思います。