まきのはら水辺の楽校(静岡県)
2回目の麦踏みと冬野菜の収穫
麦踏みを初めて体験する子供達は、苗が枯れないか心配していました。何で苗を踏むのとの質問には、難しい言葉で説明しても分からないので、一生懸命に生きようとして、植物は地面の中に足(根)を大きく伸ばして、枯れないように頑張って成長する事を伝えてから、1本の苗から沢山の根っ子が生えていることを、苗を掘り起こして実物で説明しました。次の活動の時に、麦がどんな風に成長しているかを、観察する事にしました。
白菜・キャベツを収穫時に、葉の隙間からバッタが突然飛び出してきて、驚いしていました。バッタ達も安心安全な食物を求めて、集まってきている事を伝えて、収穫した野菜は全て、各自が持ち帰り食べる事にしました。
麦は踏まれても踏まれても起き上がり、春には豊かな恵みを私たちに届けてくれることを、体験から学んでいただければと思っています。また、麦のように、更に強く成長する姿を、麦から学んで、少しくらい注意されても挫けずに、強い精神力を麦から得てくするきっかけとなればと思っています。