ぶらぶらあぶらクラブ(福岡県)
活動フィールドの油山市民の森は、感染症対策の為8月9日より閉園。その為、最小人数で唐津市の波戸岬で浜辺の観察とバッタ探しを行いました。この波戸岬は、草原が広がる岬と美しい景観が有名です。いつもは山ばかり行くので、8月の最後に、海にも行っておきたいよね!と出かけました。
まずは波戸岬の名物、浜小屋で地元の人が料理してくれるサザエのつぼ焼きをいただきました。
潮風が吹き流れる昔ながらの浜小屋は、イカの姿干しがゆらゆらと、のれんのようになびいていて、炭焼きの香ばしい匂いが海の風情を最大限に演出していました。木造の小屋の中には、屋台のような作りのカウンターがいくつも並んでいて、その中で女性が貝やイカを焼いてくれるのですが、場末のスナック(お酒が出る夜のお店)のような独特の雰囲気で、メンバーは、生まれて初めての体験にドキドキしている様子でした。
お腹いっぱいになって浜小屋を出ると、すぐ目の前が海水浴場。しかし、またもや砂浜の入口にて、メンバーはキノコに捕まってしまいました。この前も登山口でキノコに捕まったし、近所の河川敷でもキノコに、、、。仕方がありませんね。だってオオシロカラカサタケが、ポコポコポコっと並木道のようにたくさん生えていましたから。
浜辺特有の植物をたくさん観察できて面白かった。磯の生きもの達は動きが早くて、捕まえるのが難しかった。ヤドカリもゆっくりだけど、うっかりすると逃げるのが早い。バッタの種類は海の近くでも同じ種類だったと思う。
今回一番衝撃だったのは、海のゴミ。人が多い方の砂浜には、小さな発砲スチロールやプラスチックがたくさん砂に混じっていた。その後、人気の少ない海岸まで歩いたが、そこは大小のゴミが山盛り打ち上げられていて心が痛くなった。この現実を実際に見て知る事が大事だと思った。
ハマゴウ
センニンソウ
ヒルザキツキミソウ
ママコノシリヌグイ
ホソバワダン
ノアズキ
ハマヤブマオ
ソナレムグラ
ミヤコグサ
ホンヤドカリ
他に、小魚やエビ、カニなど、種類不明