菊の子エコクラブ(東京都)
【概要】僕たちの学校をエコスクールにしようと目指していますが、ビオトープをより良いものにできないのかと考えてみました。まず、ビオトープは生き物が住みやすい環境なのかを考えてみました。
【実験方法】
1リトマス紙で検査する→もしも良い環境ならばリトマス紙では中性ということがわかる。
2水の温度を測る→もしも良い環境ならば20~25度になるはず。(メダカは18℃~28℃がちょうど良い)
3顕微鏡でビオトープの水の中を調べる→もしも良い環境ならばプランクトン(微生物)がいるはず。
4水深を測る→水の深さが深くなければ生物が住みにくいと言うことが分かる
【実験結果】
1中性→ビオトープの水をリトマス紙を入れ中性だったらビオトープの池は生物が住める環境だと言うことがわかった。
2外の気温とあまり変わらなかった→住みやすい温度は20度~25度だが、はかってみると9度だった。ただ、夏の場合ははかってないから夏の場合もはかったほうがいいかも?
3水深は17から30センチだった
4顕微鏡で見たらゾウリムシを発見した(多分)
【結論】
ビオトープは綺麗である→水道水と比べたら汚いけど、植物性プランクトンはいたし、リトマス紙でも中性だった。さらに、水深もちょう良かったし、生物も土の中にいたからビオトープは綺麗であることと思いました。
【新たな疑問】
ビオトープはエコとは分かったけど、ビオトープに手をつけない理由はわからなかった。もっとエコにするならいっぱい掃除したほうがいいし、学びを優先したいのならば手をつけないほうがいいと思う。本当の学校側の目的ってなんだろう?
【感想1】人の手が入っていなくあまり綺麗ではないビオトープは、本当に必要なのかというのが、僕の意見です。ビオトープは、自然と触れてほしいということだが逆にそのせいで、メダカがいなくなってしまったりしています。ビオトープを壊さなくてもいいけどルールを作ったり、掃除をしたりしてビオトープを綺麗にしたりしたらいいと思いました。(O・T児)
【感想2】なんでメダカがいなくなったかというと、やっぱりメダカを乱獲したからだと思います。たとえ乱獲されずに生き残ったメダカがいたとしても、自然の環境が荒らされてショック死したり、後尾する相手がいなくて繁殖できなくて死んでしまったりして、ビオトープのメダカがぜつ滅してしまったのではないかと思いました。(T・Y児)
【感想3】ビオトープを無くしていい点、ビオトープを残していい点はそれぞれあるため、一人一人の意見は変わってくるので、最終的な結論は出せないが、グループの中では、「一人一人がビオトープの環境が壊れないように意識できるのならば、ビオトープはそのままにしてもいいのではないか」という結論にいたりました。そのために様々な工夫をしなくてはならないというのが、今の僕たちの見解です。(K・S児)
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