こども環境ラボ(東京都)
12月26日(日)に第9回目の「こども環境ラボ」の活動を行いました。「滝坂の森」にある手作りの池には氷が張っていました。氷を太陽の光にかざしてみると、とても綺麗な色と模様を観察することができました。保全活動では、前回に引き続き池の多すぎる落ち葉をみんなで取り除き、モッコウバラをアーチ状になるように誘引しました。
室内では、代表サポーターの岩間美代子先生(Nature Center Risen 理事長、環境カウンセラー)による絵本「ちびくろ・さんぼ」の読み聞かせの後に、物語の背景を学びました。絵本の魅力だけでなく、人権問題や感性についても深く考えることができた機会となりました。みんなで作ったパンケーキは美味しく食べられました。
冬の朝だから観察することができた池の氷は、手の熱でどんどん溶けていったけれど、太陽の光を透かしていて、とても綺麗な輝きでした。小学5年生とサポーターが作った「こども環境ラボ クイズ」は「滝坂の森」にある葉っぱの形や絶滅危惧種のおさらいをすることができました。見つけたものをみんなで見せ合って、比べてみて、幼児からサポーターまで楽しめました。
サポーターからは「岩間先生による絵本「ちびくろ・さんぼ」のお話しを聞いて、絵本の内容だけではなく背景にあるものを知り、子ども達への関わり方や言葉のかけ方などについてもとても勉強になりました」、「子どものためのこども環境ラボですが、大人のの勉強の場でもあり、有意義な時間を過ごすことができました」などと感想がありました。
・冬の生きものの観察をすることができた。
・「こども環境ラボ クイズ」を楽しんだ。
・絵本「ちびくろ・さんぼ」を通して、絵本の魅力やその背景をみんなで話し合うことができた。
・メンバーとサポーターが一団となり、保全活動や料理をすることができた。