上札内冒険クラブ(北海道)
十勝平野に自生していた野草樹木が昔のままの姿で残されている帯広市野草園を訪れ、秋の自然観察会を行いました。日本森林林業振興会の松原さんに、樹木の特徴や働きについて教えていただきました。
小鳥やエゾリスたちのごちそうでもある草木の実をたくさん見つけることができました。メンバー一人ひとりが自主的に活動し、市街地にある豊かな自然に感動するとともに、これからのまちづくりや気候変動による植生の変化などについて真剣に考え、友だちと意見を交流しました。
カシワをはじめ、エゾヤマザクラ、シラカンバ、オニグルミ、ヤチダモ、ハルニレ、ミズナラ、トドマツ、キタコブシなどたくさんの樹木について、秋にはどのようになるのかを観察し、冬に向けて少しずつ落葉する木や落葉しない木があることに気付きました。また、草花たちは冬の訪れを前に最後の余力で力いっぱいに花をさかせているのだと感じました。