キャンパーズ(福岡県)
4月に知り合いの畑で掘った幼虫を大事に観察していました。蛹室を作り、羽化に成功。羽根が真っ白なカブトムシが身体を動かし、少しづつ乾くにしたがって羽根の色が変わっていく様子を観察できました。
学校と自宅で観察をしていたら、先に学校が羽化をしてクラスのみんなで喜びました。次の日、また翌日に自宅でも次々と羽化をして、身近でじっくりと様子を見ることが出来て感動しました。
元気な幼虫の時期はモリモリと腐葉土を食べて動き回り、ある時ピタッと動く姿を見かけなくなると、蛹室を作っていました。蛹室の様子を観察したくて、ペットボトルなど容器を色々と試しました。最後の一匹は羽化寸前にトイレットペーパーの芯で作った簡易な人工蛹室にそおっと移し、蛹の皮を脱ぐ様子から、身体を動かし羽根を乾かす様子まで観察出来ました。
蛹の時の状態が良くなかったのか、唯一のオスのツノが曲がってしまい可哀想ではありましたが、大事に育てています。何事も初めての経験でしたので、生き物の変化を目の当たりに出来て良かったです。